あらすじ

だんだん城址に興味を持ち始めたあゆりは、美音と共に城址散策を部活にするべく活動開始!まずは部にするために部員集めからスタートです。そしてついに東京を飛び出して現存天守にも行っちゃいます!城・歴史好きのあいだで話題沸騰の連載作、第2巻!第2巻で巡る城址はこちら!・渋谷城(渋谷区渋谷)・高幡城(日野市高幡城)・本郷城(文京区本郷)・松本城(長野県松本市丸の内)
東京城址女子高生 1
ビルがそびえ、人があふれる東京。しかし東京にはかつて、100以上の城が存在した。何気なく見ている石のかたまりや、神社やお寺はその名残であったかもしれません。城址とは、城の跡のこと。そんな東京都内の城址をあゆりと美音、ふたりの女子高生がガイドします。放課後や仕事のあとの限られた時間でも行ける、少し知的な小旅行にレッツゴー!
東京城址女子高生 2
だんだん城址に興味を持ち始めたあゆりは、美音と共に城址散策を部活にするべく活動開始!まずは部にするために部員集めからスタートです。そしてついに東京を飛び出して現存天守にも行っちゃいます!城・歴史好きのあいだで話題沸騰の連載作、第2巻!第2巻で巡る城址はこちら!・渋谷城(渋谷区渋谷)・高幡城(日野市高幡城)・本郷城(文京区本郷)・松本城(長野県松本市丸の内)
東京城址女子高生 3
ようやく城址散策部としての活動を認められたあゆりと美音、そして新入部員の亜子。次は本格的に学校で城の魅力を発信すべく、文化祭でのとびっきりな展示を作るため奔走します!今巻では街なかの城はもちろん、本格的な山城にも登城。そしてお楽しみ小旅行も……!3人の活動の幅がグンと広がる第3巻!第3巻で登城するお城はこちら!・奥沢城・練馬城・八王子城・小田原城・分倍河原古戦場(高安寺館)
東京城址女子高生 4
城址散策部の活動は順風満帆!生徒会長は滅びたものとして城址を楽しむようになったり、亜子の友達はデートスポットにも城址はあるという意外性から興味を持ったりするようになったりと、部として部外の人にも城址を知ってもらうという目標を次々と達成していた。しかし時間はあっという間に過ぎ、あゆりと美音の部活引退の時期が訪れる――。どうなる!? 城址散策部!東京城址女子高生、いよいよ完結の第4巻です。第4巻で登城するお城はこちら!・石神井城・品川台場・天神山城・郡上八幡城・滝山城・杉田屋敷
本日の四ノ宮家

本日の四ノ宮家

若くてきれいな四ノ宮家のまま母・まり。新しい母として認めてもらうため、やって参りました!まりの心配とは裏腹に五兄弟は概ね協力的であったが、四男・克四朗だけは嫌悪感をあらわにしていた……。家族愛と、ラッキースケベが交錯する楽しい生活が始まります!◆キャラ紹介まり:新しくやってきたお母さん。家事万能だがおっちょこちょい。歳より若く見える。背は小さいがナイスバディー。光一朗(こういちろう):四ノ宮家長男。父親が海外赴任で不在のため、一家の大黒柱的存在。進二朗(しんじろう):四ノ宮家次男。真面目で堅物。兄弟のブレーキ役。女性にはめっぽう弱い。秋三朗(あきさぶろう):四ノ宮家三男。物事を冷静に見ることに長けている。クール担当。女の子大好き。克四朗(かつしろう):四ノ宮家四男。思春期ど真ん中。不器用、そしてすぐにテンパる。唯五朗(ゆいごろう):四ノ宮家五男。兄たちと歳が離れているのもあり、周りの5歳児より少し大人っぽい一面を持つ。一家のアイドル。
東京城址女子高生
空想楽しむ東京史跡案内
東京城址女子高生 山田果苗
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
東京の城址を求めて街を彷徨う、女子高生のあゆりと美音。微かな歴史の痕跡から、古を空想して楽しむ東京散歩。あゆりと一緒に「え、城どこ?」って言いながら、画面を睨んで楽しもう! ----- 江戸城を始め、東京には沢山の城があったと伝えられているが、それらは建造物どころか、基礎の遺構すら殆ど残っていない。必然的に東京の城址巡りは、画面的にはただの公園や社寺、街歩きになってしまう。 漫画としては危機的なこの状況を、面白く救ってくれるのは、城址マニアの美音や教師の田辺に「何じゃそりゃ!」と突っ込む、素人のあゆりの存在。 私達はあゆりと一緒に、分からないなりに目を凝らして、微かな遺構を見出し、歴史上の人物に想いを馳せる。そして城址の知識を得、歴史の醍醐味に魅せられて、街を見る目が変わった時、私達はもう一度、二度と、この作品を見返したくなるのだ。 「あそこの城址って、どんなだっけ?」と。 街の風景に「歴史」という四次元軸を与えて、古くて新しい感性を吹き込むこの作品。考え方としては、『ちづかマップ』が「古地図」によって土地の時間軸を遡行していくのと相似している。 都市の地層を、城址のかつての姿が見えるまで、めくっていく。この作品は、そんな考古学的妄想の産物なのだ。 ハルタ印の美しい画面は、緻密に描き込まれつつ整理され、眺めていて気持ちいい。ちょっと荒んでいたあゆりの心が、優しそうでいて結構毒舌な美音との会話と新たな興味で、次第に落ち着いてゆく様子も、併せて見つめていたい。