あらすじネクロフィリアの和巳景楽とサディストの松本記知、二人の殺人鬼はなぜ共に生きることになったのか……。彼らの過去が明らかになり、二人を狙っていた新たな殺人鬼ついにそのが姿を現す。一方の優太は殺人鬼達を束ねる謎多き主、玉瀬園六の邸宅へ招かれるが……。イケメン殺人鬼たちが織りなすバイオレンスサスペンス第4巻!
話が進むと警告がド派手に大きくなるので、小さい文字で警告はダメねとなったんだろうか。 作者コメントで旭さんが「倫理観をバリバリに保ったままフィクション殺人鬼愛に溢れた漫画を描きたい。」と書かれているのだけど、倫理観とは。 出てくる殺人鬼キャラクターたち、見た目は良いのかもしれないけど、どいつもこいつもどこかおかしい。 主人公がおかしいと言ってるから、おかしいで間違えていないはず。 その真っ当そうに見えてくる主人公はDV男。勘違いしてはいけない。 一人称視点で読める風の、それぞれのお仕事(殺害)シーンもあったり、ドラマCDについての閑話もあったり。 ドラマCDまで作られたのは、見た目は良いキャラクターたちだからかなとか、ホラーやグロ表現が好きな人もいるよねとか、第一話冒頭の「エンターテイメントで描かれる暴力が楽しめるのは無関係だから」につながるのかなとか、いろいろ考えてしまった。