あらすじ「手始めに彼女を殺してこい」自分の犯した罪から逃れるため、再び恋人を殺すように命令された優太。優太が徐々にこの世界に染まり始める一方、殺人鬼同士にも問題が持ちこまれる。自らの所属するガイ区を出た松本が見知らぬ男に襲われ病院に運ばれた――。争いの火種はとある過去の出来事に起因するようだが……。新たな殺人鬼も登場する話題のイケメン殺人鬼マンガ第3巻!
話が進むと警告がド派手に大きくなるので、小さい文字で警告はダメねとなったんだろうか。 作者コメントで旭さんが「倫理観をバリバリに保ったままフィクション殺人鬼愛に溢れた漫画を描きたい。」と書かれているのだけど、倫理観とは。 出てくる殺人鬼キャラクターたち、見た目は良いのかもしれないけど、どいつもこいつもどこかおかしい。 主人公がおかしいと言ってるから、おかしいで間違えていないはず。 その真っ当そうに見えてくる主人公はDV男。勘違いしてはいけない。 一人称視点で読める風の、それぞれのお仕事(殺害)シーンもあったり、ドラマCDについての閑話もあったり。 ドラマCDまで作られたのは、見た目は良いキャラクターたちだからかなとか、ホラーやグロ表現が好きな人もいるよねとか、第一話冒頭の「エンターテイメントで描かれる暴力が楽しめるのは無関係だから」につながるのかなとか、いろいろ考えてしまった。