あらすじ
食ものアンソロジーコミック『いただきます幸せごはん』で大好評の紀州の大自然が満載のグルメ作品が、ついにコミックス化! 田舎暮らしサイコー!! 東京生まれ&育ちの作者がIターンで紀伊半島の三重県&奈良県へ移住! 地方発、大自然食レシピ。読んだ瞬間に田舎暮らしがしたくなる!! とれたての魚介類豊富な料理漫画&絶景の太平洋、大自然パノラマがテンコ盛り!! 魅惑の海の幸&山の幸グルメ。とれたて海の幸の中華やきそば、カマスときのこのホイル焼き、キスとヒロメの春定食、たけのこご飯の鯛茶漬け、名古屋コーチンのスープ鍋ほか14種類をドーンと大公開!! おまけイラスト&コミックス描き下ろし有り。
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表紙の可愛い女の子の笑顔に一目惚れして、読んでみてエッセイだとわかりびっくりでした。それについて最初に書いておくと、エッセイとして作者の自画像そのままで描くよりも可愛い女の子で描いたほうがいいとアドバイスされ、このキャラクターになったそうなので、まんまと戦略にはまってしまったのでした。 それはそれとして内容は紀伊半島で出会う様々な食材とグルメ、優しい人たちに出会う様子がとても羨ましくて、様々な理由でから自分には実現できない分、他人事として最高に楽しめました。あと作者の料理のポテンシャルの高さがいちばん印象的でした。鶏を丸ごとさばくことはできないけど大抵のことは自分でこなしていました。 一方で、漫画家としての忙しい生活の様子も随所で描かれており、原稿中はほぼ引きこもりで食事にも気を使わないというギャップがリアリティがあってよかったです。 こういう人はどこに行っても変わらず生きていけるんだろうな。