あらすじ

存在を否定されて、黙ってられない。旅を進めるラシル一行は、突如、ジッヒ族に命を狙われる事態に陥った。ジッヒ族とは、世界滅亡を前に現れる“終末の裁定者”。この世に存在してはならぬと断罪された一行は、明確な意思をもって殲滅させられそうになるが…強大な力を持つジッヒ族に対抗できるか。そこに「国盗り」をしようとする勢力も現れ、世界は混沌としてゆく――― 不安と希望が満ちていく中で蒼穹の騎士と皇女の冒険はさらに加速していく。
蒼穹のアリアドネ 1巻

八木教広、最新作! 皇女と騎士の冒険譚! 『エンジェル伝説』『CLAYMORE(クレイモア)』の八木教広が新たに紡ぐ―― 皇女と騎士のジュブナイルファンタジー!! 人里離れた地で暮らす少年ラシル。彼は『天空の飛行都市』という夢のような存在へ憧れを抱いていた。ある日、家近くの森で少女レアナと出会う。彼女は宙に浮く性質を持ち、機械兵集団に狙われていた。彼女はアリアドネ皇国の皇女だと言い、その国家こそ、天空の飛行都市であった… 少年と少女が出会い、夢を追い求める冒険が始まる! 未知なる世界を翔るジュブナイルファンタジー!!

蒼穹のアリアドネ 2巻

八木教広、最新作! 皇女と騎士の冒険譚! 『エンジェル伝説』『CLAYMORE(クレイモア)』の八木教広が新たに紡ぐ―― 皇女と騎士のジュブナイルファンタジー!! 『天空の飛行都市』への夢を抱く少年ラシルは、宙に浮く性質を持つ少女レアナと出会う。彼女は、天空に座するアリアドネ皇国の皇女であった!! ラシルは“蒼穹の騎士”に任命され、彼女の未知を求める旅に同行することに。だが最初の街でさっそく追っ手が現れ、“光子の保持者(フォトンキャリアー)”同士の戦いが始まる…!!! 少女の夢を勝ち取る為、少年は戦いへ身を投じる! 皇女と騎士が旅するジュブナイルファンタジー!!

蒼穹のアリアドネ 3巻

八木教広、最新作! 皇女と騎士の冒険譚! 『エンジェル伝説』『CLAYMORE(クレイモア)』の八木教広 が新たに紡ぐ―― 皇女と騎士のジュブナイルファンタジー!! 天空に座するアリアドネ皇国の皇女・レアナと出会ったラシル。彼は逃走中の身であったレアナを守り、蒼穹の騎士に任命される。自由と未知なるものを求める二人の旅は、シウ族の鉱山へ。その内部では、強力な武器を扱う兵士が… “光子の所持者(フォトンキャリアー)”であるラシルは、兵士から強い憎しみを持たれ、戦いはより苛烈さを増していく!! 未知への戦いは、新たな人物たちの登場と共に新たな局面へ! 皇女と騎士の成長が紡がれていくジュブナイルファンタジー!!

蒼穹のアリアドネ(4)

八木教広、最新作! 皇女と騎士の冒険譚! 『エンジェル伝説』『CLAYMORE(クレイモア)』の 八木教広が紡ぐ―― 皇女と騎士のジュブナイルファンタジー!! 天空の飛行都市、アリアドネ皇国の皇女レアナと、蒼穹の騎士に任命されたラシルの旅。途中で出会った、ラシルのかつての仲間・ルルロラも加わり、賑やかになった一行は光の領地・ルフレアで、次なる旅先へのヒントを得る。そして旅は、“原初の光”を 求める目的を持ち、さらなる物語の核心へ進んでいく。

蒼穹のアリアドネ(5)

未知の世界を翔ける、皇女と騎士の冒険譚! 皇女・レアナと騎士・ラシルの旅は、かつてのラシルの仲間・ルルロラを加えて、より力強く、より賑やかになりながら進む。『ルーサ王の墓所』の深部では、ルーサ族、そしてギサウ族のジウラと敵対! 混戦の状況下、危機的状況に陥るレアナの横で、“光子の所持者”であるラシルとルルロラが覚醒する――!! 皇女を守るのが騎士の役目! 戦いと共に、謎が明かされて行く!!

蒼穹のアリアドネ(6)

未知なる世界へ―― 荘厳と絶望の幻想譚 蒼穹の騎士(ラシル)と皇女(レアナ)の冒険は、新天地で想定外の戦いに巻き込まれる。竜退治を生業とするラト族を急襲するのは、“竜の子供たち”の異名を持つツタ族。異種族同士の、戦争とも言える因縁の戦い。“光子の所持者”であるかつての仲間・ノイシュと共に、ラシル達が知る意思と覚悟とは…!? 竜の咆哮は、最期の嘆きなのか… 終わりの見えない戦線に見出だす、祈りの物語。

蒼穹のアリアドネ(7)

未知なる世界へ―― 真実と希望の幻想譚 蒼穹の騎士と皇女の旅は、加速していく。ラト族とツタ族の戦いの最中、レアナは異質な力を発揮。その真実に、ラシルは衝撃に包まれる――!! 戦いが終結した時、各々が出す答えは… そして遂に、天空の飛行都市からの刺客が! 敵対するは、アリアドネ皇国の最高戦力、セブンスソードの一人、灰燼のロックウェル!! お伽話のように幻想的で、終末の嘆きのように絶望的。しかしそこに佇むは、一縷の希望を掴む人々の物語。

蒼穹のアリアドネ(8)

魂を繋ぎ感情を揺らす超本格ファンタジー! 仲間とともに歩を進める、蒼穹の騎士・ラシルと皇女・レアナ。そこに、天空都市・アリアドネ皇国からの刺客・灰燼のロックウェルが襲いかかり、旅は急変する!!! 執拗で、強力な刺客の追跡を受ける騎士と皇女は廃墟となった街で、ラシルと世界を巡る10年前の謎に触れ… 自由を掴む覚悟はあるか。未知なる世界を翔ける少年少女の新たな超本格ファンタジー!!

蒼穹のアリアドネ(9)

八木教広が描く、騎士と皇女の冒険譚!!! 蒼穹の騎士・ラシルと皇女・レアナの冒険は、ヴィーフェ族のいるアークネミーの街へ。その街で、離散した仲間と待ち合わせの予定だが… ラシルは予期せぬ“敵”に阻まれる!! そして次の目的地、ノマドの街には、光子エネルギーを使いこなす少年たちが!! その名は“失われた11人”。そう名乗る彼らが、ノマドの街を牛耳るボッソ・ファミリーと、“失われた11人”の殲滅を目指す特殊部隊・“獅子心団”に狙われることに。光子の所持者をめぐる争いが激化する!!! 未知なる世界を翔ける少年皇女の新たな超本格ファンタジー!!

蒼穹のアリアドネ(10)

八木教広が描く、皇女と騎士の冒険譚! 『エンジェル伝説』『CLAYMORE(クレイモア)』の 八木教広 が新たに紡ぐ――皇女と騎士の本格ジュブナイルファンタジー!! 蒼穹の騎士と皇女の冒険は 共にゆく仲間も増え、賑やかに進んでいく。だが…“失われた11人”の殲滅を目指す 特殊部隊・獅子心団と、正面衝突することに!!! 謎の多いマウ族や、原初の光へ導くとされる “3つの秘宝”を狙う怪しげな者も現れ… 世界は静かに確実に、動き出そうとしている。一縷の光に向かって歩んでいく 希望と絶望の幻想譚。

蒼穹のアリアドネ(11)

八木教広による、皇女と騎士の冒険譚!! 『エンジェル伝説』『CLAYMORE(クレイモア)』の八木教広が紡ぐ―― 皇女と騎士のジュブナイルファンタジー!! 旅を続けるラシル一行は、光子エネルギーを“禁忌”として嫌うマウ族、そして、原初の光へ導くとされる3つの秘宝を狙う武闘派集団に遭遇。三つ巴の戦いが勃発する―― この武闘派集団を率いるは、先の大戦を終結させた 三英傑の一人・赤腕のグラディアス!! この実力者とラシルは、対峙することになり…!!? 新たな戦いは、旅の新たな幕開けか。蒼穹の騎士と皇女の冒険は、想定外の事態へ。

蒼穹のアリアドネ(12)

未知なる世界へ―― 真実と希望の幻想譚 ラシル一行は、先の大戦を終結させた 実力者・赤腕のグラディアス率いる 武闘派集団との全面戦闘に突入――― グラディアスと対峙したラシルは、6年前に出会った“共通の知り合い”を思い出す。これをきっかけにこの世界と飛行都市、そして、レアナの持つ大きな秘密が少しずつ見えはじめ… 新たな出会いが、謎を白日のもとに晒していく。蒼穹の騎士と皇女の冒険は驚きとともに、さらに前へ。

蒼穹のアリアドネ(13)

皇女と飛行都市―― 謎多き正体が明らかに。ラシル一行は、実力者・赤腕のグラディアスと対峙し言葉を交わす中で、大きな驚きに直面する。レアナと飛行都市、そしてこの世界の秘密… ラシルは知らないレアナの過去が明るみになったとき、ラシルは――― そして、飛行都市間での争いが勃発。それは、この地上と密接な関係があり… 空に浮かぶ飛行都市と今生きるこの世界が、繋がり始めた。蒼穹の騎士と皇女の旅は新たなる章へ。

蒼穹のアリアドネ 14巻

闇に包まれた王国より、仲間を奪還せよ。旅を続けるラシル一行は、空に浮かぶ飛行都市はこの地上世界の10年後の姿だと知った。飛行都市にて大戦が勃発する中、皇女の故郷・アリアドネ皇国を救うためラシルはこの世界にてバルバロス皇帝の打破を目指すことに。仲間を奪還するため訪れたビオーヴ王国。そこには、一筋縄ではいかぬ暴虐な君主がいて――― 蒼穹の騎士と皇女の旅路は、時空も荒野も越えてゆく。目指す道明らかに、緊迫の新章へ。

蒼穹のアリアドネ 15巻

大危機の中でも…皇女の手を、確かに掴め。皇女の故郷・アリアドネ皇国を救うためバルバロス皇帝打破を目指すラシル一行は、ビオーヴ王国にて仲間奪還作戦を実行中。だが、暴虐な皇帝が支配するビオーヴ王国の卓越した組織力と綿密な計画に呑まれレアナの身に危機が――― 新たな勢力も現れ混沌とする世界で進む蒼穹の騎士と皇女の冒険は緊張と絶望の中、希望の光を追っていく。

蒼穹のアリアドネ 16巻

森の奥にて忽然と消えた皇女を、取り戻せ。旅路を進めるラシル一行は小休憩していた森の中で皇女・レアナを見失ってしまう。そして激しい雷雨の中、森を進んでいると突如、何者かが明確な意図を持ち、雷で一行を狙い撃ちしてきて… 天候を操り攻撃をしてくるその者は“決して触れてはならない種族”だった――― 世界から狙われはじめた蒼穹の騎士と皇女の冒険は力強く前へ前へと進んでいく。

蒼穹のアリアドネ 17巻

存在を否定されて、黙ってられない。旅を進めるラシル一行は、突如、ジッヒ族に命を狙われる事態に陥った。ジッヒ族とは、世界滅亡を前に現れる“終末の裁定者”。この世に存在してはならぬと断罪された一行は、明確な意思をもって殲滅させられそうになるが…強大な力を持つジッヒ族に対抗できるか。そこに「国盗り」をしようとする勢力も現れ、世界は混沌としてゆく――― 不安と希望が満ちていく中で蒼穹の騎士と皇女の冒険はさらに加速していく。

蒼穹のアリアドネ 18巻

突如現れた“黄昏の騎士”は、敵か味方か。次の目的地をどこにするか頭を悩ませる一行は、とある宿で、自分たち宛の“伝言”を耳にする。それは10年後の世界・飛行都市にて 皇女の姉・サレナに仕える“黄昏の騎士”からのもの――― どうやら、時空を超えて現代にいるようだ… そこまでして、この世界にやってきた彼女の狙いとは。蒼穹の騎士と皇女を取り巻く環境は、ふたつの時空が交差しつつ、さらに激しく蠢いてゆく。

蒼穹のアリアドネ 19巻

憎まれるべき大帝を、信じる者がいる。旅を進めるラシル一行は、限られた手掛かりを辿り濃霧立ちこめる森へ辿り着いた。その地で一行は、記憶の断片を形作る“光虫”により厄介な“幻覚”と遭遇することに。そしてこの森の奥に居着く「謎の少年」の正体が明らかになったとき、旅の大きな謎のひとつに接近していく――― 激しく、不穏の度合いを増しながら蒼穹の騎士と皇女の旅路は前へ前へと、進んでいく。

蒼穹のアリアドネ 20巻

“原初の光”の所在が、明らかに。旅を進める一行は、かつて「来てはならぬ」と釘を刺された光の領地・ウルアーガに辿り着いた。謎多き地で遭遇したのは存在自体を消し去る闇の力・“冥府の波動”を使うシシノイ族。そして複数の“角を持つ兎”――― この旅史上、最も強大な力を持つ存在と面したとき、ラシルは動けるか。旅の目的・原初の光の所在を知った 蒼穹の騎士と皇女の旅路は、加速度的に進んでいく。

蒼穹のアリアドネ 21巻

皇女が、ラシルに求めることは―― 旅の目的である“原初の光”の所在を知った一行は、その地になんとか辿り着いた。原初の光に寄り添う一族・リト族との戦闘の末、ラシルはついに“原初の光”と面することに。その正体を知るということは同時にこの旅に秘められていた最も大きな秘密を知るということだった―― 蒼穹の騎士と皇女の関係は、大きな障害を前に さらに深く、強く繋がっていく。

蒼穹のアリアドネ 22巻

皇女と騎士による冒険譚、堂々完結。ラシル一行は目指してきた“原初の光”に辿り着いた。レアナは、この旅の真の目的をラシルに打ち明ける。それは世界を守るため、レアナが「自分自身を殺すこと」――― ラシルは、レアナと双子の姉・サレナの力により バルバロス大帝と向かい合うことになるが… 世界が崩壊し続けていく中で 蒼穹の騎士は、己の強い意思を貫き通す。皇女やすべての仲間の想いとともに。超本格ジュブナイルSF、堂々完結の最終巻。