あらすじタコの刺青を背負う謎の男・アザミに拉致された吉乃。彼の目的は蓮二の殺害、そして吉乃との結婚だった! 吉乃の前にキケンな男がまた一人増え、桐ケ谷組に不穏な影がちらついている。わずか11歳で暴力沙汰を起こした霧島。自分のことを一切語らない男の過去が今巻で明らかになる――! 刺激的な日常は、とどまることを知らない。胸がひりつく大人気極道ラブストーリー第8巻!
ヤクザの子どもが親の付き合いで、別勢力のヤクザの子どもと結婚するよう話を持っていかれ、まあ会うだけ会ってみなよと、大阪から東京へ。 あっけらかんとしたヤクザじーちゃん(大阪)の印象が強かったせいか、学生含む東京の人たちはネチネチしているように思える。 矯正した標準語を話し、標準的に大人しくしていた主人公がリミッターを外してからがストーリーは本番。 ちょこちょこ挟まれる笑いと、学生とはいえ極道な方々なので訪れるスリルと。 ミックスされた展開がとてもおもしろかった。 そして急展開が多くて一巻1ページ目の印象が飛んでいたけど、最初から婚約相手はそういう人だと描かれていた。 おもしろかったところ詳細を書くと、ネタバレになってしまうので、ふわっとした感想しか書けないのがもどかしい。 一度、読んでみてほしい。