「俺、今発情中だから――」保健室、温もりを求めるように優しく、幾度も唇を重ねる柳原くん。彼は、「セックス依存症」でした。過去のトラウマから男性に触れるのが怖いという悩みを持つ養護教諭、志帆。ところがある日、体調不良で保健室に来た男子生徒、柳原くんに押し倒され、突如キスされてしまう。咄嗟に突き飛ばしてしまうも、実は彼もまた「セックス依存症」という病を抱えている一面を知る。触れたい彼と、触れられるのが怖い志帆…柳原くんが提案したのは、毎日保健室で肌と肌を触れ合わせて慣らしていこうという約束であった。