あらすじ

自身の「復讐」という目的のために「火の男」の元相棒だった一登にすら協力を求める若園の暴走は加速し続ける…!警察だからできる、持っている情報暴露の影響が「火の男」以外にも飛び火して大きな混乱と騒動をもたらすことに!?そして一登の居所に関する手がかりを掴んだ千里が恵南と向かった先で起きたある出会いとは…?
夢で見たあの子のために1巻
幼少期に家族を惨殺された中條千里は、ただ復讐を果たすためだけに生きている。生活の全て、学校の全て、復讐という目的を果たすのに必要な力とお金を得るため、自分が汚れるのも厭わない…。心配する幼馴染み、残された肉親の思いも振り切って果たそうとする、人生の全てを懸けた復讐劇の先にあるものは、果たして千里に何をもたらすのだろうか?メディアミックスで話題になった「僕だけがいない街」の著者が新たに紡ぎ出すヒューマン・サスペンスがここに開幕する!!
夢で見たあの子のために2巻
共に冒険をしてくれた兄は、もういない…。復讐を果たそうとする中條千里は、自ら蒔いた種のせいで仲間を巻き込んだ絶体絶命の危機に陥ってしまう。「本職」の力を借りた板倉は、追い詰めた千里にある取引を持ちかける。それは、今まで必死に集め溜め込んできたであろうお金全てと、人質にした仲間との交換。兄を殺した犯人を捜すため、手を汚してまで集めてきた大事な資金…おいそれとは渡せない。…でも。仲間の命を取るのか、それとも復讐という目的を取るのか。千里が決断した選択とは一体!?
夢で見たあの子のために3巻
兄・一登が生きてる!喜ぶ千里は一登と再会に向けて行動し始める。だが希望を持ち始めた矢先、衝撃的な情報が千里を襲う。それは生き延びた兄が「殺し屋」として警察にも闇社会にも追われているという事実だった…!
夢で見たあの子のために4巻
「火の男」と一登の行方を捜す新たな方法として、千里は接触してきた刑事・若園と組むことを考え始める。素性を怪しむ恵南に対し、若園は自らが千里・恵南と同じもみじ園に出自を持つことを明らかにする。だが、若園が接触してきた一番の理由は千里の手助けをすることでも、刑事としての本分からでもなかった。奴の目的…それは、千里と同じく「火の男」を見つけ出し、その手で殺すことだった…!!
夢で見たあの子のために5巻
若園の失策により「火の男」のアジトで火事に巻き込まれそうになった千里達。「秘密基地」の想い出のおかげで事なきを得た二人は若園を頼らず新たな情報を手に入れようと動きだす。恵南は千里の祖父から「火の男」を調べる事に。そして千里は危険な人物との接触を試みようとする。だが、その人物はすでに殺されてしまっていて…!?
夢で見たあの子のために6巻
入院した一登を奪還するために火の男は病院を襲撃する。助け合い、そして仲睦まじく見える2人の仲だったが、その考え方にすれ違いが生じているようで…?そして一登と火の男との関係性の変化が千里の周りにも及び始めてしまい、遂には恵南に激しい危険が迫る!なぜ一登が火の男に付き従っているのか、13年前の真相が詳らかになる急転怒涛の第6巻!
夢で見たあの子のために7巻
偽者からの情報で「火の男」が自身に仕掛けてきた卑劣な企みの意図を知った千里。そして一登から受け取ったメッセージの内容から、彼の心情や置かれている状況をも理解した千里は、一登の身に起きることに強い不安を覚え“ある人物”へ協力を求めることに…!そして一登の青春時代とは一体どうだったのか?またその時に起きた出来事と秘密が明らかになる第7巻!!
夢で見たあの子のために8巻
一登の死期が少しずつ迫っている中、一登が残した「あの子」をターゲットにしているであろう「火の男」との駆け引きが始まった!一登だけではなく、自分たちと同じ思いをさせないために「あの子」も救いたいと強く願う千里。恵南たちとも一緒に改めて情報収集に奔走するが、そんな中、2人が予想だにしない出来事が起こる。まさか…あの人が!?急展開に次ぐ急展開、驚天動地な第8巻!!
夢で見たあの子のために9巻
自身の「復讐」という目的のために「火の男」の元相棒だった一登にすら協力を求める若園の暴走は加速し続ける…!警察だからできる、持っている情報暴露の影響が「火の男」以外にも飛び火して大きな混乱と騒動をもたらすことに!?そして一登の居所に関する手がかりを掴んだ千里が恵南と向かった先で起きたある出会いとは…?
夢で見たあの子のために10巻
配信者の暴露は若園の仕掛けだった!顔・名前を晒され、千里をさらに巻き込んでしまった一登は、鈍すぎた行動を後悔しつつもついに全てを終わらせようと動き出す!その頃「火の男」と若園との関係にも新たな展開が?望まない暴露を問い詰める「火の男」だったが、若園からの問いかけに自らの過去を思い起こすことになり…。いよいよクライマックスに突入した第10巻!
夢で見たあの子のために11巻
兄弟を愛し、親を愛したがゆえに復讐を追い求めた千里と若園。闇の世界に生きるしかなかった一登と「火の男」。皆が一堂に会した時、彼らが得たモノとは果たして何だったのか?新サスペンスコミックついに完結!
お伽の匣のレト

お伽の匣のレト

血に染まった衣をまとい、大雪の中を彷徨い歩いていた白髪の少年・レト。とあるアイヌの村に保護された彼が持っていたものは、ただふたつ。母親が何者かに殺されたという記憶と、刀身のない古い山刀だけだった──。北国剣戟伝奇浪漫、(ホッコクケンゲキデンキロマン)第1巻!! ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
13回目の足跡

13回目の足跡

2018年の千葉県某市で小学校の教員として働く戸河桃弥は家族が大事な普通のお父さん。出来たばかりのマイホームで長男・逢生の退院を妻・小春とお祝いするなど小さくも温かな幸せを噛みしめていた。 だがそんなある日、1通の絵ハガキが彼の元に届けられる。その絵ハガキに書かれた内容が“平凡”だった彼の日常を不穏当なものへと変貌させていく…!!“平凡”な家族が小さな幸せを手にするため、“過去”に立ち向かうヒューマン・サスペンス開演!!「電子書籍限定1P描き下ろしあとがき漫画付き!」
水溜まりに浮かぶ島

水溜まりに浮かぶ島

明神湊(みょうじんみなと)と妹の渚(なぎさ)の幼い兄妹は長く帰宅していない母親を待ちながら日々を過ごしていた。ある日の放課後、久しぶりに姿を見せた母親は、遊園地へ行こうと切り出す。湊は母の帰宅に安堵するもすぐに、不審な提案・言動を取る母に再び不安を募らせる。母を残し乗り込んだ観覧車に突然雷が落ち戸惑う湊。目の前には妹の渚はなく、知らない女性の死体が。そして、窓に映る自分もしらない「誰か」であった。「僕だけがいない街」三部けい最新コミックス!!
魍魎の揺りかご

魍魎の揺りかご

『死』への揺らぎに、眠りつくは賢人。駄駄(だだ)を捏(こ)ね、生き場を求めるは愚者。赤子が零(あや)し、魍魎(もうりょう)が笑うこの“檻(かご)”は最早、舵を失った船のように、ただ彷徨うことしかできない──…。
鬼燈の島―ホオズキノシマ―

鬼燈の島―ホオズキノシマ―

家庭に問題のある子供達を引き取る施設『鬼燈学園』。そこには、知ってはならない『秘密』がある――。“登ってはいけない階段”。“書き殴られた悲痛の叫び”。“白いワンピースの少女”。そして“嘘が得意な大人達”。自然豊かで優雅な離島が、虚偽と欺瞞で血に染まる…。
カミヤドリ

カミヤドリ

シティに蔓延する奇病・カミヤドリのため、人々の暮らしは困窮していた。管制局特捜隊のエージェント・「右腕」のジラルドは謎の少女ヴィヴィとともカミヤドリ発症者の直接処理-生体の破壊-にあたる!