あらすじ

音楽家の父の厳しいレッスンを受け、自らも勉強をして作曲家になったベートーベン。どんどん名曲を発表するベートーベンだが、「耳が聞こえなくなる」という絶望的な困難におそわれる。それでも音楽を作りつづけた彼が伝えたかったこととは?『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!■『ベートーベン』監修 平野昭先生のポイント紹介ハイドン、モーツァルトと並んで「ウィーン古典派」の三大作曲家のひとりとして知られるベートーベン。疑いもなく伝統的な形式や様式をならうことを嫌い、ハイドンやモーツァルトが完成させた交響曲や協奏曲、ソナタ等においてさまざまな革新的な表現を追究し続けました。この本には、そんなベートーベンの作った曲がたくさん紹介されています。ベートーベンは、その後19世紀に広まった「ロマン主義音楽」にも大きな影響を与えました。フランス革命が起こり社会体制が激変した時代の中で、音楽を貴族たちだけのものから市民たちの世界にも広げたベートーベンの生涯を描いています。■目次プロローグ 伝説の大作曲家第1章 努力を続けた少年第2章 “天才”との出会い第3章 新しい時代へ第4章 絶望の果ての手紙第5章 喜びの歌
まんが人物伝 織田信長

うつけ(ばか者)とよばれた少年・信長は、わくにはまらない革新的な考えの持ち主だった。桶狭間の戦いや長篠の戦いなど、新しい戦法で混乱の戦国時代にめきめきと頭角を現していく。はたして信長は天下統一することはできるのか…!?■『織田信長』監修 山本博文先生のポイント紹介尾張(愛知県)・美濃(岐阜県)を支配下に入れた織田信長は、足利義昭を奉じて京都に上り、周囲の戦国大名を打ち破り、義昭も追放してほぼ天下を手中にします。その生涯は戦いの連続で、今回の人物伝では、駿河の今川義元を討った桶狭間の戦い、鉄砲を有効に使って武田勝頼を撃退した長篠の戦いなど、信長の多くの戦いを、確かな史料で再現しています。なぜ信長が強かったのかを考えながら読んでください。■目次第1章 大うつけとよばれた男第2章 「天下布武」のはじまり第3章 信長包囲網第4章 宿敵・武田との戦い第5章 本能寺の変

まんが人物伝 徳川家康

天下泰平の江戸時代265年の基礎を築いた家康。人質だった子ども時代、織田信長・豊臣秀吉に仕えた武将時代…苦難の連続の末、天下分け目の戦いに勝利し、ついに天下人となるのだった…!■『徳川家康』監修 山本博文先生のポイント紹介今川家から自立した徳川家康は、織田信長の同盟者として力を付けていきます。信長の死後、豊臣秀吉に服属した家康でしたが、秀吉死後、関ヶ原の合戦に勝利したことで、江戸に幕府を開くことになります。今回の人物伝では、今川家人質時代から大坂の陣で豊臣氏を滅ぼすまでの家康の行動とそれぞれの時期の家康の考えが理解できるように描かれています。自分が家康なら、この時どうしたかを考えながら読んでください。■目次第1章 織田信長との出会い第2章 清洲同盟第3章 人生最大の負け戦第4章 天下分け目の合戦第5章 さらば戦国の世

まんが人物伝 真田幸村

「日本一の兵」とうたわれた名武将・真田幸村。少年時代はあちこちで人質となり合戦に出られずにいたが、戦場に立つようになると、持ち前の知恵と勇気で数多くの武功を残していく…! ■『真田幸村』監修 山本博文先生のポイント紹介真田幸村は、豊臣秀吉の死後、奉行の石田三成に味方し、父・昌幸とともに徳川秀忠の大軍に勝利しますが、関ヶ原の合戦で徳川家康に三成方が敗れたため、九度山(和歌山県)に流されます。しかし、 二十年後、豊臣秀頼の招きに応じて大坂城に入り、徳川家康・秀忠方の大軍を相手に戦います。今回の人物伝では、大坂夏の陣で家康をあと一歩というところまで追い詰めた幸村の活躍を感動的に描いています。「真田日本一の兵(つわもの)」と賞賛された幸村の戦いに注目してください。 ■目次 第1章 ゆれる真田家 第2章 人質時代 第3章 犬伏の別れ 第4章 真田丸でむかえ討て! 第5章 ねらうは家康の首!

まんが人物伝 ヘレン・ケラー 三重苦の奇跡の人

目が見えず、耳がきこえず、話せないヘレン・ケラーが世界の人々へ愛の伝道師となった壮絶な生き方を描く!角川まんが学習シリーズから、わかりやすくて面白い、新たな伝記まんが『まんが人物伝』誕生!「世界が広がるって楽しい!!」見えない、聞こえない、話せない少女・ヘレン。サリバン先生の愛情のもと、ヘレンは「言葉」を覚え、「考える」ことを知り、次から次へと新しい世界の扉を開いていく!好奇心おうせいなヘレンは挑戦を続け、やがて世界の希望の光となっていった――!『まんが人物伝シリーズ』は、偉人がどのような子ども時代を過ごし、どうやって偉業を果たしたかをていねいにえがいた伝記まんがの決定版!<目次>第1章 わたしの大好きな指第2章 大学に行きたい第3章 わたしの使命第4章 もっとやさしい世界へ

まんが人物伝 エジソン いたずら大好き発明王

「天才とは、1%のひらめきと99%の汗である」――天才発明家であり、起業家としてのエジソンの人生とは!?角川まんが学習シリーズから、わかりやすくて面白い、新たな伝記まんが『まんが人物伝』誕生!「なんで? なんでなの?」――聞きたがりで有名な少年・エジソンは、落ちこぼれといわれながらも、好奇心いっぱいの少年科学者として新しい発想や想像力で道を切り開く。やがて、発明やものづくりの面白さに目覚め、努力を重ねて、人類が驚く発明王となった…!偉人が子ども時代をどのように過ごし、どうやって偉業を果たしたかを丁寧に描く伝記まんがの決定版!<目次>プロローグ 発明王とよばれた男第1章 聞きたがりの少年第2章 走る実験室第3章 電信技師から発明家へ第4章 闇をなくした魔術師エピローグ 光が消える日

まんが人物伝 豊臣秀吉

戦国の世を初めて統一を果たした秀吉。農民の子として生まれながらも、天性のひらめきと、周囲を巻きこむパワーでドンドン出世していった秀吉。そして自ら太閤にまで昇りつめていく!■『豊臣秀吉』監修 山本博文先生のポイント紹介農民の子に生まれた豊臣秀吉は、織田信長に仕え、次第に頭角をあらわします。そして本能寺の変の後、明智光秀らを討ち、信長の後継者の地位を固め、関白になり、ついに天下統一を実現します。今回の人物伝では、秀吉の出世と、その時々の秀吉の気持ちの変化を中心に描いています。太閤検地や刀狩りなどの政策によって新しい時代を作り上げた秀吉の、どこが優れていたのかを考えながら読んでください。■目次第1章 サル、信長に仕える第2章 出世街道まっしぐら第3章 信長死す第4章 目ざせ、天下人!第5章 太閤秀吉の野望

まんが人物伝 ナイチンゲール 看護に生きた戦場の天使

ダンスやドレスよりも、本や数字が大好きな女の子、フロレンス・ナイチンゲールは、周りから「変わった子」と言われていた。あるとき、看護の大切さに気づいた少女は反対されながらも看護師になるという夢を実現し、新しい発想で看護革命を起こした! 偉人が子ども時代をどのように過ごし、どうやって偉業を果たしたかを丁寧に描く伝記まんがの決定版!■『ナイチンゲール』監修 金井一薫先生のポイント紹介ナイチンゲールは、クリミアの天使として、また看護という職業を創った女性として知られています。しかしナイチンゲールには知られざる人生がありました。「白衣の天使というのは、汚水を捨て、患者の体を洗い、人々の苦悩を背負い、人が嫌う仕事を引き受けながら、しかもめったに感謝されない人たちです。」とナイチンゲールは語りました。彼女は強い意志と確かな実行力で、人々の健康を守るために闘い続け、90年の長い生涯を終えました。■目次第1章 命をいとおしむ子ども第2章 人の役に立てる喜び第3章 わたしの生きる道第4章 運命のクリミア戦争第5章 看護大改革第6章 一人の看護師として

まんが人物伝 伊達政宗

「奥州の独眼竜」として天下に名を知られた伊達政宗。しかし子ども時代は病気で失った右目を気にする気弱な性格だった。しかし、あるひとつの決意が政宗を変え、ついには天下取りの夢を追うまでに成長することになる型破りな人生を描く!■「伊達政宗」監修 山本博文先生のポイント紹介奥州の名家に生まれた伊達政宗は、幼い頃、病気で片眼を失明したが、そのハンディにも負けず、若くして家督を相続し、奥州に領地を広げていきます。しかし、その頃には豊臣秀吉が天下統一を目前にしていました。今回の人物伝では、政宗が持ち前の才覚で危機を脱し、のち徳川家康に協力して仙台藩主となった過程を詳しく描いています。危機の連続だった政宗の人生から、人生を生きる知恵を読み取ってください。■目次第1章 戦乱の世の試練第2章 南奥羽の統一第3章 小田原攻めと豊臣秀吉第4章 東北の関ヶ原第5章 仙台藩主としての使命

まんが人物伝 西郷隆盛

まずしい下級武士の子として生まれた西郷隆盛。敵でも友だちになってしまう、ケタ外れの大きな愛とまごころの持ち主。たくさんの仲間とともに激動の幕末を駆け抜け、命がけで武士の時代を終わらせると、新しい日本の夜明けを作る。そして維新に輝く英雄となっていった!<目次>第1章 薩摩武士の少年第2章 運命の出会い第3章 維新に向かって第4章 戦わずに勝つ第5章 日本の夜明け■『西郷隆盛』監修 山本博文先生のポイント紹介薩摩藩の西郷隆盛は、下級武士の家に生まれながら実質的な薩摩藩の指導者となり、江戸幕府を倒します。明治新政府では、政府内の対立から鹿児島に帰り、専制的な政府に反抗して西南戦争を起こし、敗死します。今回の人物伝では、新しい日本を作り上げた西郷の働きや西南戦争にいたる過程を丁寧に描いています。なぜ、今でも西郷を慕う人が多く、人気が高いのかを考えながら読んでください。

まんが人物伝 アンネ・フランク 日記で平和を願った少女

幼いころから好奇心おうせいなアンネ。しかし戦争などによって楽しい生活が一変、隠れ家にこもることに…。つらい日々でも希望を失わず、日記を書きつづけたアンネは、やがてジャーナリストになるという夢をもつ。その日記に遺されたアンネの願いとは!? 『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どのように困難に立ち向かったかをえがいた伝記まんがの決定版!■『アンネ・フランク』監修 大塚信先生のポイント紹介「アンネをより近く」1971年以来今日まで、アンネの足跡をたどって、彼女の生家、隠れ家、彼女が過ごした3つの収容所(オランダ・ポーランド・ドイツ)を訪れました。アンネを知っている様々な人たちと、親しく交わりました。アンネをより身近に感じる心温まるひと時をえました。「死んでからもなお生き続ける仕事をしたい」とのアンネの願いは、広島県福山市のホロコースト記念館でも生かされています。アンネは、エッセー「与えよう」の中で、彼女の思いを伝えています。すべては小さいことから始まります…待たないで今すぐ始められるとは、なんとすてきなことでしょう。わたしたちは世界をゆっくりかえていくのです!惜しまないで与えられるかぎりあたえましょう!いつでも何かを、親切だけでも与えることはできるのです!「平和をつくる人になってください。」と出会う人たちに語り続けられたアンネの父オットーさんのまなざしと、手のぬくもりを今も感じます。みなさん、この本によってより身近にアンネ・フランクを知ってください。■目次プロローグ アンネの日記第1章 大好きな家族第2章 たくさんの夢第3章 隠れ家での生活第4章 いつか自由になったらエピローグ 残されたメッセージ

まんが人物伝 マリ・アントワネット 革命に散った悲劇の王妃

オーストリアの皇女マリ・アントワネットは、わずか14歳でフランス王室にとつぎ、ヴェルサイユ宮殿ではなやかな毎日を過ごしていた。アントワネットは、美しさと気品で国民に愛される王妃となったが、やがてフランス革命という時代の波に飲みこまれていく…。『まんが人物伝』シリーズは、歴史に名を残した人物が子ども時代をどう過ごし、どう生きたかをえがいた伝記まんがの決定版!■『マリ・アントワネット』監修 長谷川まゆ帆先生のポイント紹介マリ・アントワネットは、フランス革命のときに有罪判決を受けて、不運な最期をとげたことで知られています。しかしもともとは神聖ローマ皇帝とマリア・テレジアの四女として天真爛漫に育った少女です。政略結婚によりフランスの王子のもとに嫁いでから、言葉もままならぬ異国の宮廷で、寂しさや孤独にさいなまれます。贅沢なファッションや放蕩に身をゆだねていきますが、背景には若すぎた結婚や国政への無知がありました。この時代、パリ市民は穀物不足に苦しみ、たびたび蜂起も起きています。そんな中、首飾り事件という詐欺事件に巻き込まれ、マリは被害者であったにもかかわらず、印刷物や口承文学はこぞって王妃の愚かさと軽薄さを描き、贅沢でわがままな王妃というイメージを作りあげていきました。マリ・アントワネットはわが子を思う一人の母親であり、不安定な国情を立て直そうと自ら政治にも乗り出していました。運命に翻弄されながらも、最後まで王妃として気高く生きようとしたマリ・アントワネットの生涯を、革命前夜の激動のパリとともに追体験してみましょう。■目次第1章 天真爛漫なプリンセス第2章 王家の結婚第3章 ヴェルサイユでの生活第4章 革命の足音第5章 牢獄から断頭台へ

まんが人物伝 島 秀雄 新幹線をつくった男

原案 『新幹線をつくった男 島秀雄物語』高橋団吉(小学館)機関車D51形から新幹線0系まで、日本の鉄道を戦前戦後にわたってリードしてきた島秀雄。不可能を可能にした天才エンジニアの生き様を描く!□■『島秀雄』監修 小野田滋氏のポイント紹介島秀雄は、鉄道技師だった父親が実現できなかった夢の鉄道として、東海道新幹線を完成させました。「夢の超特急」と呼ばれた新幹線は、早くて便利な鉄道として、日本の発展に貢献し、世界の鉄道の進歩にも大きな影響を与えました。これからは飛行機や自動車が交通の主役になると言われていた時代に、新幹線という夢の鉄道を追い続け、さまざまな問題を解決してこれを実現した人たちのドラマを紹介します。□■目次第1章 機械大好き! 少年・島秀雄第2章 誕生! 名機関車D51形第3章 弾丸列車計画第4章 戦後鉄道の挑戦!第5章 「夢の超特急」新幹線開通!!

まんが人物伝 坂本龍馬

土佐藩の郷士の家に生まれた坂本龍馬は、やさしいけれど気弱な少年だった。しだいにたくましく育ち、西洋の文化に興味を持ちはじめる。そして、古い決まりにとらわれない自由な発想で、幕末の時代に新しい日本を見出していく――。江戸幕府を倒すきっかけを作り、新しい日本を目指した坂本龍馬の激動の生涯を追う伝記まんがの決定版!■『坂本龍馬』監修 山本博文先生のポイント紹介坂本龍馬は土佐藩の郷士の家に生まれ、脱藩してさまざまな人と交流し、勝海舟に私淑して神戸軍艦操練所で学びました。のち長州藩の武器購入を助け、海援隊を結成して幕末の政局に大きな影響を与えます。龍馬の大きな功績は、薩長同盟の成立を仲介したことや、大政奉還の発案でした。新しい時代が始まる直前、凶刃にたおれますが、一介の脱藩士にすぎない龍馬がなぜそんな大きな働きができたのか、考えてみましょう。■目次第1章 泣き虫龍馬第2章 黒船来航!第3章 勝海舟との出会い第4章 薩長同盟の成立第5章 大政奉還

まんが人物伝 クレオパトラ 古代エジプト最後の女王

古代エジプトの王家に姫として生まれたクレオパトラ。好奇心いっぱいで、いろいろな外国語を覚えたり、本を読んだりしたクレオパトラはかしこく美しい女王へと成長した! そして世界一の強国・ローマから、命をかけてエジプトを守りぬこうと決意する――。『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!■『クレオパトラ』監修 阪本 浩先生のポイント紹介クレオパトラと聞いて皆さんは何を連想されるでしょう。絶世の美女? 美しさを武器にローマ人を誘惑して権力を得ようとした野心的な女? しかしそれらは、ローマ人が作り上げた敵のイメージなのかもしれません。真実のクレオパトラの物語は、好奇心旺盛で勉強好きな少女から、知的な大人へと成長し、真剣に恋をして、やがて母となり子どもたちを守ろうとした女性の物語なのです。ただ、普通の女性と違っていたのは、滅びゆく王朝を守るために戦わなければならない運命にあったことでした。古代エジプト最後の女王、その真実の姿と波乱に満ちた生涯を、この本から知ってください。■目次プロローグ イシス神の化身第1章 ファラオを継ぐ者第2章 運命の恋人たち第3章 あらしの中の愛第4章 最後の戦い

まんが人物伝 武田信玄と上杉謙信

少年時代より、戦の才能にあふれていた武田信玄と、同じ戦国の世に生まれ幼い頃から「義」を重んじた上杉謙信。「甲斐の虎」と「越後の龍」としてライバルとなる二人が、今も語り継がれる名勝負・川中島の戦いの舞台に立つ! その勝負の結末とは──!?■『武田信玄と上杉謙信』監修 山本博文先生のポイント紹介数多くの戦国大名の中で、ひときわ輝きを放つのが、甲斐(山梨県)の武田信玄と越後(新潟県)の上杉謙信です。信玄は信濃(長野県)に進出し、謙信は信玄に圧迫された戦国大名を援助して信濃の川中島で五度も戦います。このうち特に有名なのが第四次川中島の戦いで、乱戦の中、謙信は単騎で信玄の本陣に突入します。信玄や謙信がなぜ戦ったのかを考えながら、読んでください。■目次第1章 武田の跡取り第2章 景虎の初陣第3章 晴信の決意第4章 初めての対決第5章 第四次川中島の戦い

まんが人物伝 エリザベス女王一世 イギリスを大国に導いた女王

国王の娘でありながら、母は死刑台に消え、姉の手でロンドン塔に送られた不幸な少女時代。しかし希望を失わず勉強にはげみ、かしこい女性へと成長したエリザベスは、女王として国と国民に人生をささげ、イギリスを大国に導いていく…。『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!■『エリザベス女王一世』監修 水井万里子先生のポイント紹介イングランド国王ヘンリ八世を父として生まれたエリザベスは、幼い頃に母を失いました。小さいころから勉強が大好きで聡明な女の子でした。父の死後、弟エドワード、姉メアリ、そしてエリザベスの順番で王の位につきます。女王エリザベスは、スペインの無敵艦隊を撃退し、ヨーロッパの難しい国際関係の中でこの国を守りぬきます。また、国内の宗教的な分裂や、経済・社会などの難問を、家来たちの意見をうまく活かしながら切り抜けていきます。後に大国となるイギリスの土台を築き上げたエリザベス女王一世の波乱に満ちた一生がえがかれています。■目次第1章 歓迎されない誕生第2章 牢獄のプリンセス第3章 神に選ばれた女王第4章 王冠は誰のもの第5章 イングランドの守護神第6章 王冠より大切なもの

まんが人物伝 ノーベル 賞にたくした平和と未来

決して天才なんかじゃない。家族のために、誰かのために努力する、泣き虫で意地っ張りな少年の物語。北欧の貧しい家庭に生まれたアルフレッド・ノーベルは、家族を助けたいという気持ちで勉強を続けた。その後ニトログリセリンの加工、雷管を使った仕組みを考え、ダイナマイトを発明した。ダイナマイトの爆発力は凄まじく、人の力では到底なしえなかったことができるようなり、まさに世界を変える発明品となった。1870年、ヨーロッパで起こった戦争でダイナマイトが使用され、人の命を奪う道具となっててしまう。はじめは家族のため、次に誰かのためになればと発明を続けてきたノーベル。しかしその発明品が人を傷つける武器となったことで、彼は「死の商人」と呼ばれてしまう。「本当の意味で尊敬を得るには、尊敬に値する仕事をしただけでは不十分なのだ」と気づいたノーベルは、世界中の名も無い発明家や芸術家、世界を善きものにしようと努力する人がきちんと評価してもらえるように、世界一の賞を創設することを決意する。第1章 爆発は化学だ!第2章 出会いと別れ第3章 約束は成功のもと第4章 科学と平和第5章 未来のために

まんが人物伝 ベートーベン 生きる喜びを伝えた作曲家

音楽家の父の厳しいレッスンを受け、自らも勉強をして作曲家になったベートーベン。どんどん名曲を発表するベートーベンだが、「耳が聞こえなくなる」という絶望的な困難におそわれる。それでも音楽を作りつづけた彼が伝えたかったこととは?『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!■『ベートーベン』監修 平野昭先生のポイント紹介ハイドン、モーツァルトと並んで「ウィーン古典派」の三大作曲家のひとりとして知られるベートーベン。疑いもなく伝統的な形式や様式をならうことを嫌い、ハイドンやモーツァルトが完成させた交響曲や協奏曲、ソナタ等においてさまざまな革新的な表現を追究し続けました。この本には、そんなベートーベンの作った曲がたくさん紹介されています。ベートーベンは、その後19世紀に広まった「ロマン主義音楽」にも大きな影響を与えました。フランス革命が起こり社会体制が激変した時代の中で、音楽を貴族たちだけのものから市民たちの世界にも広げたベートーベンの生涯を描いています。■目次プロローグ 伝説の大作曲家第1章 努力を続けた少年第2章 “天才”との出会い第3章 新しい時代へ第4章 絶望の果ての手紙第5章 喜びの歌

まんが人物伝 チャールズ・シュルツ スヌーピーの生みの親

スヌーピーやチャーリー・ブラウンは新聞まんが『ピーナッツ』に登場するキャラクターだって知ってた? 内気で人と話すことが苦手だったシュルツ少年は、まんが好きだった両親の影響もあり小さなころからまんがが大好き。いつか“とびっきりのまんが家”になることを夢見てひたむきに努力を続け、やがて史上もっとも多くの読者をもつ新聞まんが『ピーナッツ』を生み出します。彼はいったいどのようにしてまんが家になり、そして長年にわたって世界中の読者の心をつかむまんがを描き続けられたのだろう? 『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!■目次第1章 未来のまんが家、それも「とびっきり」の!第2章 仕事と恋とまんが、まんが!!第3章 ハロー! 『ピーナッツ』第4章 毎日毎日、五十年間

まんが人物伝 野口英世 感染症とたたかった医学者

幼い頃に負った大やけどのため左手が不自由だった野口英世。手の手術を受けたことで医学のすばらしさに目覚め、医学者を志すようになる。そして持ち前の行動力と努力によって世界で活躍する医学者となり、猛威をふるう感染症に立ち向かっていく。『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!

まんが人物伝 エリザベス・ブラックウェル 世界で初めての女性医師

不屈の精神で、世界で初めて女性医師となり、医学校を作ったエリザベス・ブラックウェルの生涯とは!? 角川まんが学習シリーズからわかりやすくておもしろい、伝記まんがの決定版「まんが人物伝」!

まんが人物伝 北里柴三郎 近代日本医学の父

幼い弟妹を病気で亡くした柴三郎は、医者という職業に不信感をもっていた。しかし顕微鏡をとおして見えた世界に興味をもち、医学の道に進むことを決意。感染症の予防と細菌学の研究に力をつくしたかれは、やがて予防医学の先駆者となっていく!■『北里柴三郎 近代日本医学の父』監修 森 孝之先生のポイント紹介明治時代、欧州の科学技術により日本の近代化が図られます。医療・医学分野にも著しい進歩が見られます。しかしながら、感染症の大流行は制御できず、コレラ・赤痢・天然痘などによる犠牲者は毎年、数万人を超えていました。「国家国民を守る」という強い意志の下、北里柴三郎は感染症の撲滅を生涯の目標に掲げたのでした。感染症を専門に扱う医学研究機関を創設し、数多くの新規薬剤や予防治療法の実用化に努めたのでした。【もくじ】偉人写真館プロローグ第1章 医者にだけはならん第2章 熊本の肥後もっこす第3章 世界の北里誕生第4章 日本での苦難第5章 熱と誠があれば北里柴三郎が生きた時代/お宝発見/もしも北里がSNSをしていたら?/北里柴三郎検定クイズ100/年表

まんが人物伝 津田梅子 女子高等教育にささげた生涯

明治時代、日本最初の女子留学生として6歳で渡米した津田梅子。アメリカで得た知見をいかそうと希望を胸に帰国した梅子は、日本女性を取り巻く環境に打ちのめされる。しかし梅子は希望を失わず、女性のための学校づくりと女性の地位向上に、その生涯をかけて尽力する。『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!■『津田梅子 女子高等教育にささげた生涯』監修 高橋裕子先生のポイント紹介津田梅子は1871年、最初の国費女子留学生としてわずか6歳でアメリカに留学し、11年間アメリカ人の家庭で育ちました。帰国したときには日本語もすっかり忘れ、大きなカルチ ャーショックを受けます。24歳でもう一度アメリカに留学。3年間の学びの成果をもとに、1900年に自身の教育理念にそった学校「女子英学塾」(のちの津田塾大学)を創設します。「女子に学問は必要ない」と思われていた時代に、女性の地位向上を目指したパイオニアの足跡をたどってみましょう。【目次】第1章 日本で最初の女子留学生第2章 日本の陽の光第3章 現実に打ちのめされて第4章 夢をあきらめない第5章 ほんものの教育第6章 受けつがれる夢

まんが人物伝 レイチェル・カーソン 環境問題を訴えた生物学者

【ポイント紹介】今から半世紀以上も前の1962年、『沈黙の春』を執筆し、それまで当たり前のように使われてきた合成化学薬品の危険性と、地球・生命の危機を世界で初めて訴えたレイチェル・カーソン。近年SDGsの観点から再注目を浴びているレイチェル・カーソンの生き方や考え方を通じて、地球上にいるすべての生き物は繋がっているのだということを実感し、「自分ごと」としてこれからの地球環境について考えることができる1冊です。【あらすじ】レイチェルが命を削って書いた1冊の本が、大論争を巻き起こし、世界をも動かした!!環境保護のきっかけとなった『沈黙の春』は、どのようにして生まれたのか……!?自然観察が大好きで文章を書くのが得意だったレイチェルは、作家を目指し大学に進むが、大学2年生のとき、生物学の魅力に惹かれ、周りの反対を押し切って科学者の道へ。悩み、つまずきながらも自分の信じた道を突き進み、努力の末、ついに生物学者として、またベストセラー作家として成功を収める。しかしそんな人生の絶頂期に、1通の手紙が届く。それは当時、当たり前のように使われていた合成化学薬品の被害を訴えたものだった……。レイチェルは、大きな批判を覚悟のうえで環境破壊を訴えた『沈黙の春』を執筆する――!

まんが人物伝 紫式部

身分は高くはないが優秀な漢学者の家に生まれた紫式部。女性が和歌を詠む以外には学ぶことを良しとされなかった時代に、漢学にはげみ、物語や日記も次々に読みふける式部。やがて聡明な女性に成長した式部は、結婚と別れを経験し、中宮彰子に仕えるため宮中に上がる。千年のときを超え世界中で読み継がれる『源氏物語』はどのようにして生まれ綴られたのか…。『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!

まんが人物伝 アラン・チューリング AIの礎を築いた天才数学者

幼いときから独特な考え方をもち、勉強ができなかったアラン。だが少年クリスへの恋などをきっかけに成績をのばし、優秀な数学者へと成長。第二次世界大戦時は暗号解読で大きな功績を上げ、いつしか「機械は知性をもつかどうか」を考えはじめる…。■『アラン・チューリング AIの礎を築いた天才数学者』監修 松尾 豊先生のポイント紹介アラン・チューリングは、コンピュータの父であり、人工知能の父でもある。コンピュータの計算可能性を考える上で重要な概念であるチューリングマシン、そしてコンピュータが知性を持つかという問いから作り出されたチューリングテストなど、現代の人工知能の基礎を作り出した天才である。その才能と数奇な人生は、個が大切にされるようになったいまの時代背景の中で考えさせられるものがある。人工知能が人間の知性を超えようとする今だからこそ、この20世紀を代表する天才の人生を振り返っていただきたい。【もくじ】偉人写真館第1章 子どものころ第2章 パブリックスクール第3章 才能の開花第4章 アランとエニグマ第5章 アランの最期アランが生きた時代/お宝発見/もしもアランがSNSをしていたら?/現代に生きるアランの遺産/アラン・チューリング検定クイズ55/年表

まんが人物伝 エリザベス女王二世 世界を愛した歴代最長の女王

\黒柳徹子さん推薦!/女王さまにお会いしたのは、女王さまが日本にいらした時。正直で、おかわいらしくて、わたしは女王さまが大好きになりました。頭の宝冠やネックレスのダイヤは見たことがないくらい大きくて、でも、とてもよくお似合いでした。【ポイント】歴代最長在位を誇り、国内外の多くの人からから親しまれたエリザベス女王二世が生涯を通して大切にしていた心がけとは...?世界を愛し世界から愛された女王の、波乱に満ちた人生と人々への愛を描いた伝記まんがの決定版!【あらすじ】10歳で将来イギリスの王になることが決まったエリザベスは、初恋を実らせ幸せな日々を送るが、父の死により25歳で即位する。妻、母、そして女王としてなやみ迷いながらも、《人々に寄りそう》という誓いを胸に、世界中をかけめぐる!『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがです。