あらすじ「看取り」の医師が在宅医療の今と向き合う 外科医として将来を期待されていた天道陽は、愛する妻を過剰ながん治療で失ったことから在宅医へ転向する。函館に、「あさひ在宅診療所」を開業して、看護師の吉永小百合とともに、患者の自宅を一軒一軒回る生活で大忙しの毎日を送っている。そんなある日のこと。天道は、祖母を失って“死の意味”について疑問を抱えた少女・夏美と出会うが……!?
臨終の場に自宅を選んだ患者と向き合う看取りの医師の漫画で、どうせ一回は死ぬのだったらいい最後を迎えるのはどうしたらいいかを考える機会になった漫画だった。連載中もずっと楽しみに読んでいたが、最終エピソードに関してはそんな面白さはとんでしまい、現実世界とのリンクがあるのかとすごい不安になってしまった。 ちなみに俺の理想の最後としては松本零士の「古本屋古本堂」の主人公のように臨終の際に夢の中で自分の探している漫画を見つけた喜んでいる状態で死にたいもんだな。 その後諸星大二郎「栞と紙魚子と夜の魚」の「古本地獄屋敷」にいる”古本マニアの怨霊”として復活したいね