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連載完結から25年たっても大人気！ 奇跡のロングセラー『悪女（わる）』 落ちこぼれ新入社員の田中麻理鈴（まりりん）は、近江物産のロビーで出会った男性に一目惚れ。名前も所属もわからない彼のことを知るために、出世して人事課長になることを決意するが…。オフィスという名の魔窟（ダンジヨン）でサバイバルしながらの王子さま探し。読みはじめたら止まらない！ お仕事エンタテインメント開幕!! 2022年4月期日本テレビ系新水曜ドラマ「悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～」ドラマ化作品！
麻理鈴のプリンスさがしの旅はどうなる!?この世は怪物どものいるダンジョン、麻理鈴は元気だけを武器に日々頑張るのだけれど失敗ばかり…。でも、王子さまを諦めるにはまだまだ早い！いつか憧れのあの人に会えるその日を夢見て、つよ～い味方と頑張るぞ！
相変わらずおっちょこちょいな麻理鈴、重要書類をなくしてクビの危機！こんどのボスばかりはどうにもやっつけられそうにない…。覚悟を決めて辞表を書いた麻理鈴だったが…!?ダンジョンに迷う麻理鈴だけど、強い味方に助けられながら今日も頑張ってます!!
大好きなＴ.Ｏさんの写真は、麻理鈴の無敵アイテムだ。これさえあれば恐いものなどなんにもないゾ！さみしくたってへっちゃらだい!!大事に大事にしてたのに、あれれ、ないヨ～！憧れの王子様の写真をなくしてしまった麻理鈴。見つけることは出来るのか!?
いよいよＴ.Ｏさんに接近遭遇か!?大好きなＴ.Ｏさんを捜していた麻理鈴は、ヘンテコなものにぶつかった。それは、なぞの暗号「Ｃ」!!これさえ解読できれば、Ｔ.Ｏさんが見つかる!?いつも以上に張り切って、今日も麻理鈴はダンジョンを行く!!
リストにある最後の『Ｔ.Ｏさん』も、捜し求める『Ｔ.Ｏさん』ではなく、愛しのＴ.Ｏさん捜しは、ふりだしにもどった。おまけに、なんだかワケのわからない秘密集団「Ｃプロジェクト」に巻きこまれてしまった麻理鈴。頑張れば新しい手がかりが見つかる!?
ついに、本命の『Ｔ.Ｏさん』のリストを手に入れた麻理鈴だが、すぐにコワ～イおじさんに取り上げられちゃった。「このリストを返してほしければ、立派なレポートを持ってこい」!?麻理鈴は、落ちこぼれなりに徹夜までしてガンバったのだけれど…!?
ついに麻理鈴は、Ｔ.Ｏさんの居場所をつきとめた！心ウキウキ、ドキドキ、ソワソワ、喜び勇んで、愛しのＴ.Ｏさんに会いに出かけた麻理鈴だが、Ｔ.Ｏさんまで、あと一歩……、というところで踏みとどまってしまう。あんなに会いたかったのにどうして!?
麻理鈴は、大好きなＴ.Ｏさんに似合うステキな女の子になるゾ。と決意した。ステキになるには、どうしたらいいの？アドバイスしてくれるはずの峰岸さんがこのごろちょっと冷たくて「あなただけが、頼り!!」とすがった麻理鈴は、宿題を出されちゃった。
ますますパワーアップした麻理鈴の痛快OLライフ！麻理鈴は「魔法の鍵」を手に入れた。いったいなんの鍵だろう？使い方が、ち─っともわからない。だけど、魔法の鍵っていうからには、とんでもない力をもっているハズだ!!アイテムゲットでますます頑張るぞ!!
負けるな麻理鈴、魔法の鍵の力で敵を迎え撃て!!いろんな困難を乗り越えて、麻理鈴はすこしレベルアップした。プロジェクトのチーフスタッフになったのだ！後輩もでき、順調のように見えた麻理鈴だったが、ところがどっこい、あらたな強敵が出現して…!?
「１度しか使えないからね。ホントに困ったときまでとっとくのよ。」麻理鈴は魔法のカードを手に入れた！新たなる敵、強力お局サマを前にいまこそ、このカードを使う時だ!!はたして、何が起きるのか…!?恋するパワーでつっ走る麻理鈴のサクセスストーリー!!
麻理鈴に新しい宿題が課された！今度の指令は「ウーピーズ」に売れるものを考えること。「ウーピーズ」は55歳以上のお金持ち。そんなもの麻理鈴の周りにいるワケない！彼等のほしいのもって一体何？新たな迷路に突入の麻理鈴、恋するパワーで乗り越えろ！
「ここをクリアしたら、女子社員の飲み会参加を許してやろう」と、こわーい課長に連れてこられた所は奇人変人がうじゃうじゃしてる榊グループ。勇気とパワーは全開の麻理鈴だが、ここで一体何をすればいいの!?王子様を探して東へ西へ、麻理鈴の冒険はどこへ向かう!?
「理想の結婚」ていったい何!?しかもそれでもうけろだと!?人並の方法じゃてんで認めてもらえそうにないし、でもこれをやらなきゃ王子様に近づけない!!あの人に釣り合ういい女を目指して、とりあえず麻理鈴はお茶会で結婚のホンネを探ることに!!
全力疾走で毎日元気いっぱい頑張る麻理鈴は、ついに目標をクリア!!これで愛しのプリンス、Ｔ.Ｏさんに会いにいける…!!でも、彼に会えたら、どうやってこの気持ちを伝えたらいいんだろう!?恋の力は無限大、麻理鈴大暴走のノンストップラブストーリー!!
魔物よりこわいお嬢さま集団とのバトルスタート!!麻理鈴への新しい指令が下った。「ホワイトローズクラブ」に入部せよ！「ホワイトローズクラブ」、そこはハイソサエティのお嬢さまだけが入れるというサークル。お嬢様相手に麻理鈴のパワーはどこまで通用する!?
強敵続出スリル満点、麻理鈴のノンストップＯＬライフ!!お嬢様のサークル・ホワイトローズクラブで超豪華なパーティを催すことになった麻理鈴。予算50万で定例会なんて絶対無理だと思ったけれど、それじゃ麻理鈴の名がすたる!!今度はどんな裏技で切り抜ける!?
お嬢さま軍団を粉砕した麻理鈴は、その戦いぶりを見こまれスカウトされた。しかも、そこはかつて麻理鈴が在籍したことがある「レディスシンクタンク」。レディスシンクタンクで今、異変が起きているというのだが…!?レベルアップした戦いが始まる予感!!
落ちこぼれパワー全開の麻理鈴ＯＬライフ!!最大にして最強の敵。それはなんと、麻理鈴が最も尊敬する峰岸さんだったのだ!!Ｔ.Ｏさんを餌と呼び、野心を燃やす峰岸さん…。どうしてなの峰岸さん!!今、かつての師が麻理鈴の行く手に立ちふさがる…!!
試練がいっぱいの麻理鈴ＯＬライフ!!峰岸さんと対立し、悩む麻理鈴に投げられた甘いエサとは、「レディスシンクタンクから手を引いたら、愛しの王子様・Ｔ.Ｏさんをくれる」というものだった。甘い誘惑に麻理鈴は…!?今こそ真の愛と勇気が試される時だ!!
「レディスシンクタンク」ミッション・クリア!!古巣にもどった麻理鈴の今度の敵は、一見優しそうだが、実は魔王な課長…!!現代社会で男尊女卑を未だ信仰する、頭の固い人だったのだ！せっかくの麻理鈴のチャンスも、一転風前のともしび…。どうする麻理鈴!?
魔王が本性を現した!!麻理鈴が一生懸命書いた、アメリカ研修のレポートをシュレッダーにかけていたのだ…。陰険な課長に対抗するにも、頼れる味方もいない、まさに絶体絶命の麻理鈴!!アメリカにいるプリンスの面影だけをたよりに、戦いを開始した麻理鈴だったが…!?
魔王だけあって課長の攻略はなかなか難しい。課長の気に入る店作りのため、いろいろプライベートを調べあげた麻理鈴だが、課長の意外な一面を知ることに…。本当に悪い人なんて、結局はいないのかもしれない。顔を上げて頑張って、いつか王子様に恥じない私になるゾ!!
麻理鈴にとって、愛しの王子様・Ｔ.Ｏさんのいるアメリカは遠い夢の国。そこに行くには、魔法のじゅうたんが必要!?落ちこぼれＯＬながらも、残した実績ならピカイチの麻理鈴、本当ならば研修旅行にも合格しそうなものなのだが…。麻理鈴の冒険は新ステージに突入!!
アメリカ研修試験クリアーのため、平賀さんという強い味方を手に入れた麻理鈴。しかし味方だと信じていた彼が、なんと麻理鈴の妨害を…。眠り薬を飲まされ、部屋に鍵をかけられ、麻理鈴が試験に出られないように工作していたのだ!!結局面接には遅刻、麻理鈴はどうなるの!?
室長権限を渡された麻理鈴は、隣室のコンピュータールームの管轄権を主張する。室長の竹内をも巻き込んで、いざ行動開始!!麻理鈴の主張を裏付ける書類も見つかったが、竹内に圧力がかかって事態は急降下、麻理鈴は孤軍奮闘するはめに…。そんな中平賀は麻理鈴を助けてくれるのか!?
オセロおじさんを憎んでいる平賀は、なんとオセロの甥だった！麻理鈴は二人を仲直りさせようと、平賀に賭けを申し出る。平賀の申し出た条件はなんとマラソン。麻理鈴の味方である響子は平賀を酔い潰す作戦にでるのだが、麻理鈴の方も酔っ払ってしまう。こんな状態で走れるの…!?
板倉は仕事のできる若手グループの中心となり、課の構造改革をしようとクーデターを目論んでいた。かたや、西チーフは保守派の上司。麻理鈴はその両方からスパイになってくれと頼まれる。結局どちらも断り、２つの勢力を敵に回した麻理鈴！だけどこのままじゃ終わらせないぞー!!
麻理鈴は、川崎が近江物産のライバル社であるナカイ通商と通じているらしいことを知る。川崎の真意をはかりかねた麻理鈴は、派閥を越えて板倉や西チーフ、システム企画課時代の部下・山瀬らとともに動き出すことに。目標は目前に迫った会議潰しだ！反撃態勢はＯＫだけど…!?
巨大企業へ、末端窓際コネ入社したマリリン。 出世したい理由が会社のどこかにいるはずの王子様探しという乙女な理由を持っています。 古めの絵と価値観。 数ページで苦手かもと思ったものの、読み進めていくと気にならなくなり、おもしろさにハマってザクザクと読み進めてしまいました。 タイトルは「悪女（ワル）」ですが、嫌がらせをしてくる人くらいしか悪い人はおらず、四半世紀以上前の働く女性社会のこと？と悩んだのですが、マンバの口コミをみて、なるほどなと思いました。 たしかに、愛嬌と強かさと宴会芸を持つ、人たらしの主人公マリリンは悪女といえば悪女です。 あっけらかんとしたマリリンのおかげで、古くさい価値観を水に流して読むことができます。 よくここまでザザーッと流せるなと感心してしまいます。 きっと連載中に読んだ働く女性方には、フィクションとはいえ、頼もしい存在だったのかもしれません。