あらすじ

小玉流マタギの秘密を知るために、辰五郎は三四郎を不入山の更に奥にある行者返しへと向かわせた。そこで三四郎は絶滅したはずのニホンオオカミと出会い、さらに小玉流マタギのシカリからマタギの存在の根本を揺るがす事実を聞き、マタギとしての自分に疑問を抱きはじめる。
マタギ 1巻

大自然の生命を相手に勇壮に立ち向かう男達、それがマタギである。中でも、「野いちご落としの三四郎」と呼ばれる主人公は、卓越した射撃の腕前を持っていた。ところがなぜか彼は「野いちご落とし」と呼ばれるのを極端に嫌った。そのわけには三四郎の出生の秘密が深く関わっていたのだ!

マタギ 2巻

過去の過ちを償う為に、不入山に入った重野流マタギのシカリ(狩猟隊のリーダー)である辰五郎の前に、とうの昔に廃れたはずの小玉流を名乗るマタギが現れた。しかもマタギ社会は女人禁制であるはずなのに、小玉流を名乗るマタギは女であった。辰五郎は過去の過ちと小玉流マタギが関係していることを知り、驚愕する!

マタギ 3巻

小玉流マタギの秘密を知るために、辰五郎は三四郎を不入山の更に奥にある行者返しへと向かわせた。そこで三四郎は絶滅したはずのニホンオオカミと出会い、さらに小玉流マタギのシカリからマタギの存在の根本を揺るがす事実を聞き、マタギとしての自分に疑問を抱きはじめる。