あらすじ松山基地では、新戦闘機「紫電改」部隊、剣部隊が結成された。結成式に遅れてかけつけた滝たち四機の背後に、突然敵機の大群が…!味方機の離陸時間をかせぐため奮戦する滝たちだったが、射殺されてしまったジョージの兄、トマスの執念の銃弾に、滝機は火を吹いてしまう。何とか無事に帰還した滝たちだったが、その夜、基地の周囲が気球に取り囲まれていることに気付く。物音に反応する振動爆弾ではないかと疑う滝らの前に、対岸の呉軍港から救援要請が来る。
どうして紫電改のタカを読もうと思ったかというと萩尾望都先生が好きだとおっしゃっていたな〜と覚えていたからです。主人公の滝城太郎は誰にもマネできないくらい高レベルの飛行テクニックを持っているんですが、まだあどけない少年なので可愛らしさが満点です(確か萩尾先生もそこを推していたはず)。少年マンガで連載されていたのでストーリーもTHEマンガな展開が続くんですが、ラストでいきなり現実を突きつけられるのでかなりショックを受けました。やっぱり反戦がテーマの作品なんだな…。