あらすじ兵曹長に昇進し、南方帰りのあれくれ飛行士達の隊長に命じられた滝。しかし、花田ら七人の部下たちはことあるごとに滝に嫌がらせをした。ミッドウェー海域に集結中の米国機動艦隊を壊滅せよ、と密命を受けた滝らは、南方の孤島に作られた秘密基地へ到着したが、最後に着陸しようとしていた宇津井機が敵の大群に発見されてしまう。基地の秘密を守るため、敵機の中で入っていく宇津井機を、黙って見ていられずに命令に背いて助けに行った滝は、隊長を首になってしまう。
どうして紫電改のタカを読もうと思ったかというと萩尾望都先生が好きだとおっしゃっていたな〜と覚えていたからです。主人公の滝城太郎は誰にもマネできないくらい高レベルの飛行テクニックを持っているんですが、まだあどけない少年なので可愛らしさが満点です(確か萩尾先生もそこを推していたはず)。少年マンガで連載されていたのでストーリーもTHEマンガな展開が続くんですが、ラストでいきなり現実を突きつけられるのでかなりショックを受けました。やっぱり反戦がテーマの作品なんだな…。