あらすじ滝たちは、秘密基地の上空でさまよっていたゼロ船を発見し救出するが、搭乗員は特攻隊を命じられた米田二飛曹の弟だった。次郎は、兄に会って死ぬ覚悟が出来たと、飛び立って行こうとするが、滝は次郎をなだめすかして連れ戻した。米軍の攻撃は激しさを増し、この基地も危ないとさとった宇津井大尉は、生き残った滝たちに本土へ帰還せよと命じ、自分は島もろとも自爆していった。本土へ戻って来た滝だったが、敵機の来襲にも一人寝続けるなど人が変わったようになって…!?
どうして紫電改のタカを読もうと思ったかというと萩尾望都先生が好きだとおっしゃっていたな〜と覚えていたからです。主人公の滝城太郎は誰にもマネできないくらい高レベルの飛行テクニックを持っているんですが、まだあどけない少年なので可愛らしさが満点です(確か萩尾先生もそこを推していたはず)。少年マンガで連載されていたのでストーリーもTHEマンガな展開が続くんですが、ラストでいきなり現実を突きつけられるのでかなりショックを受けました。やっぱり反戦がテーマの作品なんだな…。