あらすじアメリカのグラマン戦闘機隊と激戦の末、次々に撃墜されてしまった七○一飛行隊だったが、滝たち四人は運よく小さな島に不時着して助かった。ところが、その島は敵の基地であることを知った四人は、捕虜として捕らえられながらも、島を爆破し、脱出に成功する。無事基地に戻って来た滝に、本国の源田指令から、至急松山基地へ帰れという無電が入っていた。敵機の中をかいくぐって、何とか松山へ辿り着いた滝だったが、視力を失ってしまい…!?
どうして紫電改のタカを読もうと思ったかというと萩尾望都先生が好きだとおっしゃっていたな〜と覚えていたからです。主人公の滝城太郎は誰にもマネできないくらい高レベルの飛行テクニックを持っているんですが、まだあどけない少年なので可愛らしさが満点です(確か萩尾先生もそこを推していたはず)。少年マンガで連載されていたのでストーリーもTHEマンガな展開が続くんですが、ラストでいきなり現実を突きつけられるのでかなりショックを受けました。やっぱり反戦がテーマの作品なんだな…。