あらすじ

傷ついた風切り羽の影響で、以前のように速く飛べなくなってしまったアラシは、すっかり意気消沈。いくら尻を叩いても奮起しないアラシに飼い主の次郎までがやる気をなくしてしまう。しかし、そのうちに新しい羽が生えてきた。気を取り直した次郎は何とかアラシにやる気を取り戻させようと仲間とレースを開催する。
レース鳩0777 1巻
ある日、空から一羽の鳩が落ちてきた。病に冒され弱った鳩は、拾った次郎の懸命の看病の甲斐あって何とか元気を取り戻す。それは国内外の鳩レースで輝かしい成績を残した名鳩だった。鳩の飼い主は、治療の御礼として次郎に別の鳩を一羽プレゼントする。その鳩は次郎が看病した鳩の子供だった。
レース鳩0777 2巻
次郎の愛鳩アラシがいよいよレースに出場することになった。その前には様々なライバルが立ちはだかる。ライバルとその飼い主たちも、日々過酷な訓練を重ね、レースでの入賞を目指していた。それぞれの鳩と人の間には厳しくも愛情あふれるドラマがあった。
レース鳩0777 3巻
過酷な500キロレース。デッドヒートを繰り広げるアラシたち3羽は、レースに熱中するあまり最悪のコースへ入ってしまう。しかし鳩たちはひるまなかった。たとえ死んでも息絶える瞬間までレース鳩として生きる!レース鳩としての誇りをかけて鳩たちは大空を翔ける。
レース鳩0777 4巻
アクシデント発生!青森で放鳩が行われ、レースが開始して間もなく鳩たちの帰還コースを地震が襲う。地震によって磁場を乱された鳩たちは方向感覚を失ってしまう。果たしてアラシは無事次郎の待つ東京に戻ってくることができるのか?
レース鳩0777 5巻
傷ついた風切り羽の影響で、以前のように速く飛べなくなってしまったアラシは、すっかり意気消沈。いくら尻を叩いても奮起しないアラシに飼い主の次郎までがやる気をなくしてしまう。しかし、そのうちに新しい羽が生えてきた。気を取り直した次郎は何とかアラシにやる気を取り戻させようと仲間とレースを開催する。
レース鳩0777 6巻
100キロの合同練習に出場する鳩を乗せた放鳩車が放鳩地へ向かう途中、大事故に巻き込まれる。車は横転し、炎上。運転手が急いで出口を開放し鳩たちを逃がしたので、どうにか半分の鳩は難を逃れることができた。果たしてアラシの安否は!?
レース鳩0777 7巻
上位2位以内の入賞で、飼い主をレース鳩取材ヘリコプターに乗せてもらえる特典のついたレースは、予想外のアクシデントに見舞われた。季節風が山脈を越えるとき、乾いた熱風となって吹きおろすフェーン現象が発生し、アラシたちはかつてない苦難に直面する。
レース鳩0777 8巻
津軽海峡をコースに含む800キロの長距離レース。アラシたちにとって初めての海越えレースだ。ところが、縦に長く地域によって気候変動の激しい日本列島。コース全域にわたる晴天に恵まれず中々スタートの判断が下せない。延期かと思われた直前に、やっと放鳩されたアラシたちを魔の津軽海峡が待ち受けていた・・・。
レース鳩0777 9巻
大変なレースが実施されることになった。台風シーズンの10月に新聞社主催で、1100キロに及ぶ長距離レースが開催されることが決定した。愛鳩を危険にさらす無謀なレースとの見方が広がる中、それでも挑戦したいと、次郎を含む多くの人間が参加の名乗りをあげた・・・。
レース鳩0777 10巻
1100キロレースを控え、次郎たちの所属とは違う連合会の会員が、見知らぬライバルを連れて続々と集結。その中にはグループで他の鳩の飛行を邪魔してゴールを目指す7羽の集団がいた。アラシは集団の卑怯な戦法から逃れることができるか!?
レース鳩0777 11巻
アラシが参加するレースの放鳩が終わったちょうどその頃、次郎が交通事故に遭い入院してしまう。次郎はアラシの記録を取るために自宅に帰ると言い張るが医師は許可しない。それでも大事な1100キロレースの前哨戦での失格を避けようと、病室から抜け出した次郎は階段でつまずいて怪我を悪化させてしまう。
レース鳩0777 12巻
決戦の時が刻一刻と迫る。ビャクヤ、トップ、オフクロ、アラシ。胸躍る期待と押しつぶされそうな不安。愛する鳩への確かな信頼。様々な感情がないまぜになって飼い主の子供たちの心の中で渦巻く。そんな中、出発地に向かう鳩たちに思わぬアクシデントが!?
レース鳩0777 13巻
放鳩を間近に控え、気になる情報が舞い込む。日本から遠く離れた台湾方面を熱帯低気圧が通過中とのこと。台風に発達する可能性もあるという。しかし、低気圧は放鳩前夜になっても目立った動きをみせず放鳩が決定される。かつてない波乱の、そして凄惨なレースの幕開けだった。
レース鳩0777 14巻
レースの火蓋は切って落とされた。しかし、台風による悪天候や、過酷な飛行ルート、外敵の襲撃などにより、次々と歴戦の勇者たちが命を落としていく。かけがえのないライバルたちが視界から消え去っていく中、アラシは次郎のもとに戻りたい一心で巨大な力と戦い、命の限りを尽くし大空を羽ばたく!
ぼくの動物園日記

ぼくの動物園日記

子供の頃から動物が好きで好きでたまらず、動物のために生きることを決意し動物園の飼育係の仕事に就いた西山としお。しかし、それは想像以上に厳しい仕事だった。小屋を移す最中にペリカンに逃げられたり、ラクダを自分にならすことに熱中するあまり、怪我をさせたり。失敗を繰り返す中で、としおは一人前の飼育係に成長していく。
60億のシラミ

60億のシラミ

真夏に雪が降る異常気象が発生。それと同時に世界中の動物に不可思議な現象が起きる。動物園園長の息子・大地は生まれたばかりの赤ん坊にも関わらず、動物園課長の息子で、受験生の公明に、テレパシーで地球の危機を訴え、公明に人類の指導者になって戦うことを呼びかける。
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盲導犬プロメテウス

盲導犬プロメテウス

盲導犬。それは盲人の目となり足となり、その道案内役となって盲人の生活を助けるよう特別な訓練を施された犬。飼い主の命にかかわる役割を果たすため、並外れた体力と精神力を要求される。人間に初めて火を与えたギリシア神話の神にちなんで名づけられたプロメテウスという犬が盲導犬としての一生を歩き始めた。
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