謎の言葉に慌てる詭弁少年【妄想】に、哲学少女【達観】が迫り来る!雄弁に爆走する少女を詭弁で迎え撃て! 新感覚哲学コメディ!!!
さあ今日から哲学を始めよう!! 超実践、哲学マンガ!!! 恋に友情に仕事に人生に色んな事に悩んだときは哲学をしましょう。大ヒット漫画『神のみぞ知るセカイ』の作者、若木民喜の最新作は哲学漫画です。“『哲学』って難しそう…”“興味ないかも”そう思っちゃったそこのお兄さん、お嬢さん、ちょっと待って! 哲学は簡単! お手軽! 面白い! ニーチェもハイデッガーも知らなくても学ばなくても誰でも出来ます。哲学ってのは要するに考えることです。誰もが人生に、仕事に、恋愛に悩む、悩む、悩む、そんな時があります。そして人はすべての『答え』が欲しくて考える事があるのです。それが哲学です。名門、京都大学哲学専修を卒業しつつも仕事もせずに30歳過ぎまで、色んな事に悩み部屋に引きこもりから人気漫画家が過去の経験を生かし哲学漫画を描きました。あるかどうかも分からない“答え”“真実”についてひたすら考えたことを漫画にしています。皆さんも一緒に考えましょう。考えて考えて…そうすると貴方の頭にねじが生えてきます。ねじは考える度にぐるぐる回ります。ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる… ほら貴方も『ねじの人々』の仲間入り!!
誰しも生きているうちに哲学に興味を持つことはあると思うが、これには危険もあって、周りが何も考えていないバカに思えたり、自分の悩みが哲学者のそれと同レベルだと勘違いしたり、知識量でマウントを取るようになったり、詭弁で論破とかしちゃったりする。そういう典型的に自己愛をこじらせた詭弁くんが、割と全部持ってる哲学さんとの対話によって開かれていく感じがよかった。やはり圧倒的な存在の前で自分の小ささを認めることが大事。 しかし「だーれだ?」の流れで「本質的に我々はなにもーのだ?」なんて言われたら一発で好きになっちゃうね。