あらすじはじめて愛したひとは好きになってはいけないひと―― わかっていたけれど離れられなかった 誰にも内緒で好きでいれたら うちのめされ逡巡しながら 16才年上のチェリスト・諏訪内(すわない)と絵画修復士・与(くみ)の過ごした季節―。 叔母の残した缶に秘められた想い。仕事に生きるさとこのこれから。“はじめて”をめぐる珠玉の連作集第3巻!
もうスタートの話からして良いですね。 ベッドで横に寝ている恋人の背骨を見て博物館の恐竜を想起する描写…。 初めての人を適当に付き合ってしまったが為に、今付き合っている目の前の彼のことがちゃんと好きか自分自身を疑ってモヤモヤするとか… 繊細…!感情の機微を丁寧に追っていく話はもう大御所の恋愛漫画家でこそ形にできるものだと思います。