あらすじ降り積もる時間の中、生まれたはじめてたち――。 かつて秘密の関係だった諏訪内(すわない)さん。彼の演奏会に行くか悩んだ与(くみ)は―。 旅行先で喧嘩。洋子は長年連れ添ったパパの気持ちがわからなくなって…。 数十年分の思い出が枷になって断捨離が進まない、侑子。 璃世は結婚に前向きになれない…。それは両親に抱き続けてきた、とある想いが…? “はじめて”をめぐるシリーズ連載、第9巻。≪クリスマス編≫完結&新たな物語収録!
もうスタートの話からして良いですね。 ベッドで横に寝ている恋人の背骨を見て博物館の恐竜を想起する描写…。 初めての人を適当に付き合ってしまったが為に、今付き合っている目の前の彼のことがちゃんと好きか自分自身を疑ってモヤモヤするとか… 繊細…!感情の機微を丁寧に追っていく話はもう大御所の恋愛漫画家でこそ形にできるものだと思います。