あらすじ私は時計。山に囲まれた村の端っこに立つ時計。これまでもこれからも、黙ってみんなのために時を刻む。でも、私、どうしてここにいるんだろう……? 仲間はずれにされた者達の悲しみを謳いあげる表題作に、放浪する少女の出会いと別れを描く『黒い服の少女フレン』を併録。短編の名手、小田桐圭介の代表作をふくむ抒情作品集、電子書籍オリジナル版で登場!