芹沢天、高校1年生、女子。通学はバスで片道2時間。特に不満は、なし。だったけど…。友達の下宿先にこっそり泊まった日。そこに住む男の子の言葉に背中を押され、家を出て下宿をすることに。新しい出会いが呼び起こす、この気持ちはいったい何――?
「何? あんた 私の事好きなの?」 思いがけず知ってしまった(聞いてしまった)理久の思い。天も理久も今まで通りに接しようとしますが、そんな2人を千秋は複雑な気持ちでみつめていて? 心が少しずつ動き始める下宿内青春ストーリー第2巻!
「天は、俺のだから」鈴の嫌がらせを終わらせるために天と千秋は付き合っているフリをすることに。でも、そのことで天はかつての初恋(のようなもの)を思い出します。そして千秋と理久も天のことをもっと意識しはじめて? それぞれの心が大きく動く第3巻!
理久にキスをされた天。そのキスの意味を考えてテンパリます。一方、理久も自分の行動に驚いて…? そんなふたりを見守る千秋にも大きな変化が…。気持ちの方向が見える第4巻!
「理久に恋してる」自分の気持ちに気づいた天。そんな天を好きな千秋。そして、天を好きだけど踏み出せない理久。それぞれが想いを抱えて…。一つ屋根の下、気持ちが動き出す第5巻! 【同時収録】ショートケーキケーキ 特別編4コマ
「どうしたら、天は俺を見てくれる?」 千秋から突然キスをされ、戸惑う天。理久を想う気持ちを知りつつも想いを告げた千秋。天の答えは…? 「好き」が交じり合う第6巻! 【同時収録】ショートケーキケーキ 番外編
理久への「好き」を抑えきれない天。2人で出かけた神社で、「俺の事…好き?」と訊く理久に天は(気合いを入れて!)やっと「好き」って言えた――… でも両想い…なはずなのに、天が次に言った言葉で物語は思わぬ展開に。不器用にしか進めない、天の恋のその先は?
理久とのクリスマスデートの行く先に天が選んだのは、自分の実家。それは、理久に自分の内側を知ってほしかったから。だから、理久の内側も見せてほしい。恋を知ってしまった天は、理久が語らない過去に踏み込んでいく。
大好きな人のことを全部知りたい。その一心で、白岡から理久の過去を聞く天。でもその理久の笑顔の裏に隠された真実は、あまりにも悲しいもので。理久を救いたい…天は、いても立ってもいられずに…!?
天にも踏み込めない理久の心の闇。理久の本音を聞き出すため、千秋は自分の実家に彼を呼び出します。そこで夜中に、理久がふいにもらした言葉とは!? 一方、天は鈴の家にもう一度乗り込んで…。
理久が実母のもとへ行ってしまうかもしれない…それでも素直になることができない鈴の背中を天は懸命に押し続けます。それが理久を本当の笑顔にできる方法だから―― 「一緒に暮らさない…?」 実母の言葉に理久は…!?
お礼にと招待された温泉旅行の夜、理久に別室に呼び出された天はそこで―― 天と理久も、千秋も、鈴も、白岡と蘭も!? それぞれが思い描く道を歩み出す最終巻。登場人物の「それから」を描いた番外編×3も収録!