東京23区全ての区役所に人知れず存在する“夜間地域交流課”。そこは“オカルト的事象”を解決する、特殊な課だった。そこに配属された社会人一年生の宮古新。新宿御苑で会った天狗に「安倍晴明だ」と言われ!?
都庁展望室のエレベーターに異変発生! 要請を受けて現場に向かった、新・セオ・榊の三人が出会うのは?そして榊の複雑な過去が明かされて…。新の安倍晴明ルーツ探しも佳境なところに、とんでもないアナザーが!
戸山公園の箱根山で救出された行方不明の女子高生。その事件を切っ掛けに、業務リーダー・榊の複雑な過去が明らかに。女子高生ばかりを集める悪魔のアナザーを前に、榊に協力していた新にも、最大のピンチが訪れる!
地元・神楽坂で、何故か迷子になってしまった新。彼を袋小路へと誘い込んだアナザーの正体とは?そこから夜間地域交流課の課長・仙田が体験した不可思議な出来事に繋がり、新の能力・砂の耳の活かし方が判明する!?
夢魔の一件で、狩野一悟は相容れない考えの持ち主だとわかった新。それでも仕事を進めていかなくてはならず、悩ましい日々。そんな時、国立競技場跡地で事故が多発。どうやらアナザーの仕業らしいのだが…。
新宿区で血を抜かれた死体が発見される。そんな中、セオのもとにアナザー専門の刑事達が助言を求めて現れる。「日本の吸血鬼って全滅してるんだよね?」思わず動揺してしまったセオに、刑事達は――?
区役所と警察を巻き込んだ吸血鬼事件。果たして、どんな結末が待ち受けているのか――。 そして、狩野一茜から座敷童の鈴鹿と遊園地に行こうと誘われた新。ところが、そこに現れたのは天敵(?)狩野一悟で!?
美しい瞳にちなみ、琥珀と名付けられたアステカの神・ウェウェコヨトル。名付けたのは、稀代の陰陽師・安倍晴明。二人の不思議な出会いと、千年の時を経て“砂の耳”がなぜ新に引き継がれたのかが判明する!
立ち入り調査をすると、「何か」に追い出されてしまう早稲田の古い空家。実態を探る為、空家対策をしている防災危機管理課と共同調査をすることになった夜間地域の三人。ところがその空家に榊だけ閉じ込められて!?
主人の帰りを待ち続けるシルキーが住む、早稲田の空家が放火される。時を同じくして、港区と渋谷区でも事件が起きる。調査の結果、ある少年の存在が浮上して!? 夜間地域交流課と警察の共同捜査が始まる!
二十年前の奥多摩一家三人殺害事件。その事件で行方不明になっていた少年の正体は、人間の皮を剥ぎ取って擬態するアナザー=天邪鬼だった。「お前の皮を剥いでやる」と、新を標的にした天邪鬼にどう立ち向かう!?
「ただ生きてるだけなのに、何が悪いんだよ」天邪鬼のこの一言が新にもたらすものとは? 一方、仙田さんの元奥さんから、合コンに誘われる新たち。合コン相手の女性の肩には、どう見てもアナザーが乗っていて!?
歌舞伎町に大量のスライム発生! 駆除に向かった新達の前に、高度な術を使う青年が現れる。安倍家の当主だと名乗る、彼の目的とは? 晴明と琥珀――千年前の約束が果たされる時が近づく中、新はどうする!?
琥珀(ウェウェコヨトル)の兄・ケツァルコアトルが出現することが明らかになった。未曾有の大災厄が予想される中、千年以上前に彼を退けた安倍晴明が血筋に残した砂の耳。それを巡って、様々な思惑が動き出して!?
ケツァルコアトル襲来のタイムリミットが迫る中、砂の耳を奪われた新。奪ったのは、安倍一成。未曾有の大災厄を盾に、強引に砂の耳継承の儀を行った一成の思惑とは? 砂の耳を失った新に対し、琥珀はどう出る?
砂の耳を取り戻した新は、改めて琥珀と対峙する。晴明は既に死んでおり、自分は宮古新という全く別の人間だと伝えるために。一方、安倍・狩野一・都庁・区役所を中心としたケツァルコアトル対策作戦が動き出して!?
ケツァルコアトルから琥珀(ウェウェコヨトル)を守るため、奔走する区役所職員達。それは、東京の平和を維持するための闘いでもあった。神の圧倒的な力を前に知恵を絞る新達の最後の作戦とは!? 堂々の完結巻!
お化け達が可愛かった記憶… 無料期間が出たら軽くみて、ハマりそうだったら読む…がオススメくらいの面白さ。
神様?妖怪?人ならざるもの「アナザー」と新宿御苑で出会い、彼らの声が聞き取れる区役所の夜間地域交流課の職員 宮古。 ほかの職員は人間に危害を加える可能性があるからと駆除しようとするが、宮古は話を聞いてどうにか対処できないかと奮闘する。 しかしアナザーには彼らなりの理由や事情があり、人間のことなぞお構いなし・・・ 不思議な設定ですが、都市伝説としてあり得るかもと思ってしまいます。
6巻まで読んでの感想! 最初の方はちょっとテンポというか、「よつば男子寮戦線」と似たノリなので好き嫌いはちょっとあるかもしれない。あすかコミックスなのでそこは女子向けと割り切って読み始めると吉。 ガチガチのオカルト探索漫画というよりは色々なオカルトネタをベースに神仏・悪魔など+陰陽道(安倍晴明)を混ぜて独自の世界観を作っている感じ。 比較的登場人物にスポットを当てた話が多めで、軽いノリの割に相手が神仏だったりするので人間の命の重さを読み手がどう考えているかでしっくり来たり来なかったりするかも。 ただ、なんともう16巻まで続いているし、第二の夏目友人帳的なコンテンツになり得る作品だと思うのでゆっくり読んでいきたい。 そういえば2〜3年前にアニメ化もされてたようだ。
お化け達が可愛かった記憶… 無料期間が出たら軽くみて、ハマりそうだったら読む…がオススメくらいの面白さ。