あらすじ

激しい打ち合いが続く遼太郎対福山のWBA・WBC統一世界ライト級タイトルマッチ。お互い激しいダメージを受けながら意地と意地のぶつかり合いの死闘を繰り広げた勝負も、ついに最終ラウンドに突入。遼太郎は望の想いを胸に、最後の戦いに挑む!
のぞみ・ウィッチィズ(1)

夏休みに郊外の住宅地に引っ越して来た司葉遼太郎(しばりょうたろう)は15歳の高校1年生。新学期から入った転校先の高校で、遼太郎は隣の家に住んでいる江川望(えがわのぞみ)という美少女?と出会う!

のぞみ・ウィッチィズ(2)

望と同じ舞台研究会に入部した遼太郎。舞台研は文化祭で「白雪姫」を上演することになり、望が王子役、遼太郎は魔女の役に。しかし文化祭当日に、白雪姫役の瞳が病気になってしまい、急遽、白雪姫役を望に変更。そのため王子役になったのが…!?

のぞみ・ウィッチィズ(3)

舞台研では、「高校演劇祭」に向けての表現力試験(オーディション)が行われることになった。テーマは「白鳥(スワン)」。望をライバル視する琴美は自信があるようだが、「白鳥」のテーマに悩む望は、本物の白鳥を見るために遼太郎と共に新潟に向かう!

のぞみ・ウィッチィズ(4)

「高校演劇祭」の主役候補として選ばれた遼太郎は、その「特別練習」ということでボクシング部で特訓を受ける事になった。ボクシング部部長の南条の指導で、痛めつけられる遼太郎に対し、自らボクシングの見本を見せようとする望だが…!?

のぞみ・ウィッチィズ(5)

ボクシング部の新人戦代表トーナメントに出る事になった遼太郎。いきなりの出場に弱気になる遼太郎だが、望や謎のおじいさんのアドバイスのおかげ?で、初戦を勝利してしまった。その後も勝ち続け、ボクシング新人戦の代表になってしまった!?

のぞみ・ウィッチィズ(6)

遼太郎の才能に惚れ込んだボクシングの世界的名トレーナーのエディ田所に連れられて来たジムで、プロのボクサーと戦う事になった遼太郎。ベテラン選手のクリンチワークに苦戦する遼太郎。望のアドバイスで反撃に出るが…!?

のぞみ・ウィッチィズ(7)

全日本高校新人ボクシング大会の決勝トーナメントに進んだ遼太郎。そこで、予選から全試合KO勝ちで、しかも練習試合で高校総体のチャンピオンをKOしたという本郷と対戦することに。大勢のボクシング関係者が注目する中、ついに二人の戦いが始まる!

のぞみ・ウィッチィズ(8)

光和大学のボクシング部のコーチである沢村の指導を受けることになった遼太郎だが、元アマチュア全日本チャンピオンの沢村に軽く翻弄されてしまう。遼太郎の才能を見抜いた沢村は、遼太郎を鍛える理由を「金色の太陽」を取るためと説明するが…!?

のぞみ・ウィッチィズ(9)

ついに始まった「全国高等学校演劇祭」での舞台研の演劇「金色の太陽」。劇中のボクシングシーンで南条と遼太郎が繰り広げる脚本なしの真剣勝負は、観客を引き込んでいく。そんな中、南条の「居合い抜きストレート」が遼太郎の顔面に炸裂した!

のぞみ・ウィッチィズ(10)

全日本強化合宿に参加した遼太郎だったが、沢村コーチの命令で、森の中で単独で練習をすることに。遼太郎は森の中で見つけた滝で不思議な特訓を開始するが、そんな遼太郎の前に世界ライト級10位のプロボクサー・福山優吾が現れて…!?

のぞみ・ウィッチィズ(11)

遼太郎はソウル五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権の準決勝で、全日本2位の大場と対戦する事に。一方、最大のライバルである東吾は、準決勝で遼太郎と同じフラッシングストレートを放った。その威力を見せつけられて落ち込む遼太郎だが…!?

のぞみ・ウィッチィズ(12)

ソウル五輪代表に選ばれた遼太郎は、かつてのライバル、東吾と共に特訓を重ねる。そしてついにソウル五輪が開幕。遼太郎の一回戦の相手は、地元韓国の英雄で世界選手権3位の強豪・ヤン。試合会場でも圧倒的な人気のヤンに対しアウェイの遼太郎は…!?

のぞみ・ウィッチィズ(13)

ソウル五輪三回戦、遼太郎対鉄壁のガードを誇るメキシコの鉄人ゴンザレスの試合がスタートした。ゴンザレスの鉄壁のガードと強力なパンチに苦戦する遼太郎。そんな中で、遼太郎が対ゴンザレス用に編み出した必殺のパンチが、ゴンザレスのボディに炸裂する!

のぞみ・ウィッチィズ(14)

ソウル五輪準々決勝、遼太郎とソ連のエリートボクサー、アントノフの試合は、双方とも相手の超スピードパンチを確実にかわすため、ヒットしたパンチが一発もないという状況に! そして最終ラウンド、アントノフの作戦に対し遼太郎は…!?

のぞみ・ウィッチィズ(15)

ソウル五輪準決勝を前に、望と共に休日を過ごす遼太郎。望や、他の代表選手達の応援を受け、遼太郎は、準決勝の相手である、優勝候補で「キング・オブ・キングス」と呼ばれる最強のライバル、レイ・マービン・Jrに挑む!

のぞみ・ウィッチィズ(16)

レイ・マービン・Jrの瞬速パンチ「ステルス」に苦戦する遼太郎だが、第3ラウンドで、ついに「ステルス」をかいくぐり反撃を開始。壮絶な打ち合いの末、勝負は判定になるか? そして、もう一つの準決勝では、東ドイツのシュナイダーの実力が明らかに!

のぞみ・ウィッチィズ(17)

ついに金メダルをかけ、ソウル五輪決勝に挑む遼太郎。対戦相手は、準決勝で対戦相手のあごを破壊したパンチを持つ、東ドイツの冷血怪物シュナイダー。試合開始直後から猛攻を開始した遼太郎は、シュナイダーからダウンを奪うが…!?

のぞみ・ウィッチィズ(18)

ソウルから戻った遼太郎は、周囲の期待をよそに、ボクシングから離れ、次の目標を探しながら、平凡な日常を送っていた。そんな中、ソウルオリンピックで戦ったシュナイダーが、キューバのステベンソンに敗れたニュースを聞いた遼太郎は…!?

のぞみ・ウィッチィズ(19)

シュナイダーに続き、ソ連のアントノフまで撃破したキューバのステベンソンは、次に遼太郎への挑戦を表明。それを受けた遼太郎は、ステベンソンと戦うため特訓を開始する。そんな中、遼太郎の前に、アメリカのレイ・マービン・Jrが現れて…!?

のぞみ・ウィッチィズ(20)

プロボクサーの福山優吾が、次の対戦相手であるWBC1位のスターリングよりも遼太郎の方が強いと発言をした。アマチュアと比べられた事に怒ったスターリングは、遼太郎の実力を見るために遼太郎に会いにきてしまった!

のぞみ・ウィッチィズ(21)

遼太郎が敵わなかったスターリングを、福山優吾はわずか1ラウンドで粉砕した。福山との実力の差を思い知らされた遼太郎は、自分の実力を確かめるために、プロボクシングのジムにスパーリングをさせてもらいに行くのだが…!?

のぞみ・ウィッチィズ(22)

プロテストを受ける事になった遼太郎。しかも受験する階級が特例のA級ライセンス! しかしプロテストの相手は、日本ライト級8位の選手でやっかいな相手だ。そんな中、遼太郎はプロテスト前日に風邪をひいてしまい、最悪の体調で挑む事に…!?

のぞみ・ウィッチィズ(23)

遼太郎のプロデビュー戦の相手は、日本ライト級1位で“フィリピンの石の拳”の異名を持つ超強打者ロベルト・ワタナベ。インファイトで攻めて来るロベルトに、遼太郎もインファイトで対抗するが、ロベルトの強力なパンチを前に苦戦を強いられる!

のぞみ・ウィッチィズ(24)

日本ライト級チャンピオンの神城に挑戦する事になった遼太郎だが、今の実力では勝てない事を痛感する。遼太郎は、対神城戦の特訓として、福山のスパーリングパートナーになり、さらに“アステカの太陽”と言われるロペスと試合をする事に…!?

のぞみ・ウィッチィズ(25)

ついに神城対遼太郎の日本タイトルマッチの試合が始まった。第1ラウンドこそ互角な戦いをした遼太郎だが、第2ラウンド早々ダウンを奪われてしまうと、徐々に神城の実力に押される事に。遼太郎は劣勢の中、果たして獣となれるか…?

のぞみ・ウィッチィズ(26)

束の間の休息を楽しんでいた遼太郎だが、急遽東洋太平洋チャンピオンで世界8位のグラクシーと試合をする事に! 時を同じくして、ライト級世界統一チャンピオンを決める試合が行われた。その勝者が福山と対戦する事になる。ということは…!?

のぞみ・ウィッチィズ(27)

世界統一チャンピオンのチャベスが福山との試合のために来日した。そのチャベスとスパーリングをする事になった遼太郎だが、チャンピオンの圧倒的な強さに世界の壁の厚さを痛感する。そして、福山対チャベスの世界統一戦のゴングが鳴った!

のぞみ・ウィッチィズ(28)

福山がチャンピオンのチャベスに挑む世界タイトル戦は、チャベスの圧倒的な力の前に、福山が苦戦する展開が続く。第2ラウンドでもダウンをさせられてしまった福山は、なんとかチャベス攻略の鍵を探そうとするのだが…!?

のぞみ・ウィッチィズ(29)

福山の世界タイトル戦を見た遼太郎は、自分にまだ攻撃力が足りない事を痛感。バスケをヒントに新たなパンチの特訓を始めた。WBA3位の強敵フェネックを迎え初の防衛戦に挑む遼太郎は、特訓の成果として今までと違う自分を見せると宣言する!!

のぞみ・ウィッチィズ(30)

“南米の死神”と呼ばれるWBC世界1位のフリオの公開スパーリングを見た遼太郎は、その強さにしばらく気の抜けた状態になってしまう。そんな中、直接フリオとスパーリングをする事になった遼太郎は、闘志を取り戻すが…!?