名前のとおり、いちいち不運な臼井幸。ある日、いつものコンビニごはんを買っていたら、坊主3人組につかまって…!? テレビ、雑誌にひっぱりだこの料理僧・青江覚峰がレシピ提供。美味しくて簡単な精進料理が満載!!
臼井幸。名前のとおりいちいちツイてない27歳。でも、縁泉寺のお坊さん・源導さんに出会い、自分も毎日も、少しずつ変化して…?
心が疲れて泣きたくなった日は、お寺のごはんが助けてくれる。仕事に恋に、いろいろ凹みがちな臼井幸。緑泉寺の源導さん、唐丸くん、小木さんと一緒に精進料理を作るうちに少しずつ日々が変わってきて…。
久しぶりの恋に、気持ちが浮いたり沈んだり忙しい臼井幸。心がささくれた夜は、源導さんが作った精進料理に救われて…。美坊主直伝・精進レシピコミック!
ひどい失恋から、なんとか立ち直ろうと必死な臼井幸。「おひとり様を楽しむ!」と宣言したものの、なかなかうまくはいかない日々。縁泉寺の3人に相談したり精進レシピを教わったり、なんとか立て直そうと頑張るけれど…!?
地元に帰り、自分の居場所を再確認した臼井幸。縁泉寺の3人がいる東京でもうちょっと頑張ってみようと奮闘中。いつものように源導さんたちと精進料理を食べたり作ったり。でもその関係にも少しずつ変化が訪れて…?
自炊欲と恋愛欲をくすぐるレシピコミック! サチと唐丸くんの関係がついに進展!?
ついに唐丸くんとお付き合いすることになった臼井幸。しかし持ち前の不運で家を失い、緑泉寺に居候することに!? そんな波乱のサチですが、源導さんたちと精進料理を食べたり作ったりの日々に学び、癒やされる日々です。
家なきOLとなっていた臼井幸。絶体絶命の危機でしたが、源導さんが住職を務める縁泉寺に居候させてもらえることに! 一方それは、サチの彼氏となった唐丸くんにとっては心穏やかならざる事態で…!?
住む家を失い縁泉寺に身を寄せていた臼井幸。長期間の部屋探しの末、ついに新居が見つかった! うれしいことですが、それは同時に縁泉寺の人々との別れも意味して…。そんなサチの門出に源導さんはある言葉を贈り…?
恋人同士にはなったけれど、一進一退の関係の源導さんと聖子さん。そんな中、聖子さんのお見合い話を聞き焦った源導さんは、改めて彼女の存在の大きさに気付き…!? サチ&唐丸くん、聖子さん&源導さん、それぞれの恋が急加速します。
ひょんなことから唐丸くんの実家に挨拶に行くことになったサチ。急に「お寺に嫁ぐ」ことが現実味を帯びてきて…?? そして源導さんと聖子さんの結婚式の準備が着々と進む中、サチと唐丸くん、2人の関係にも大きな変化が…!?
唐丸くんの突然の転勤報告に動揺するサチ。遠距離恋愛になることを受け入れますが…? 更に、結婚式間近の源導さんにある問題が発生…!? 父との関係に悩む源導さんが出した答えは?? 毎日を美味しくする精進お寺ごはんコミック、ついに完結最終巻!
価値観の多様化、SNS地獄、人間関係 ・・・そんな悩み多き現代に生きる人々清涼剤のような作品。 主人公も、何かと悩みがつきないOLサチ。 彼女が、ひょんなことで出会ったお寺で、説法と精進で心身ともに癒やされ成長していく物語。 仏教をベースにした考え方というか物事の捉え方は、長年人々の心を癒やしてきたこともあって、自分のような無神教の人間でもじんわりとしみいります。 そこに、丁寧に下ごしらえをして出来上がった、肉や魚を避けた精進料理の数々。健康には、もちろん美味しそうだからたまらないっす。 心に響き、体にも響くから、本当に人間的にも良くなりそうです。 原作は『孤独のグルメ』の久住さんというから驚き。 孤独のグルメ以降一人で食べることの矜持を中心に描いてましたが、こういう題材でもいけるのかと、引き出しの広さに感服しました。 (後半になると、サチも恋愛し始めるので、そこも久住漫画では珍しいので、ファンとしてはニヤニヤポイントです) 手垢のつきまくったグルメ漫画で、まだまだその底深さを感じさせてくれる一冊です。
主人公の地味めOL、臼井幸が、住職ら男3人と出会って、「食」の部分から生き方を変えていくお話。ごくごく普通の感性をもった女子なのが、共感できます。それまでコンビニ弁当&レトルトだけの食生活から、いきなり大豆で出汁をとるレシピに移行する振り幅がすごい。幸さんも心のどこかでは変わりたいと思ってたのかな、と。住職さんのお言葉も、毎回ぐっときたり、気づかせてくれるフレーズが多いです。「だわりを捨てるとか、周りと自分を比べない、とか。 あと、住職さんが作る精進料理は珍しいものばかりだし、作る過程や美味しさの描写がとても丁寧で美味しそう!モノクロだけど読んでるとお腹が空きます。 恋愛要素が入ってるところも、飽きずに読めるポイント。「幸薄い」といいつつ、タイプの違うイケメン3人に囲まれて美味しいものを食べてるのは羨ましいです。 料理好きな人も恋愛ものが好きな人も楽しめる作品だと思います。
住職の道源さんが作る料理がとにかく美味しそうで真似をしたくなります。それと、サチたちが思い悩んだときに、道源さんが送る言葉がとても温かくて、わたし自身も何度も救われました。わたしにも道源さんのような人が身近にいてほしいと思ってしまいます。サチと道源さん、くっついて欲しいです。
価値観の多様化、SNS地獄、人間関係 ・・・そんな悩み多き現代に生きる人々清涼剤のような作品。 主人公も、何かと悩みがつきないOLサチ。 彼女が、ひょんなことで出会ったお寺で、説法と精進で心身ともに癒やされ成長していく物語。 仏教をベースにした考え方というか物事の捉え方は、長年人々の心を癒やしてきたこともあって、自分のような無神教の人間でもじんわりとしみいります。 そこに、丁寧に下ごしらえをして出来上がった、肉や魚を避けた精進料理の数々。健康には、もちろん美味しそうだからたまらないっす。 心に響き、体にも響くから、本当に人間的にも良くなりそうです。 原作は『孤独のグルメ』の久住さんというから驚き。 孤独のグルメ以降一人で食べることの矜持を中心に描いてましたが、こういう題材でもいけるのかと、引き出しの広さに感服しました。 (後半になると、サチも恋愛し始めるので、そこも久住漫画では珍しいので、ファンとしてはニヤニヤポイントです) 手垢のつきまくったグルメ漫画で、まだまだその底深さを感じさせてくれる一冊です。