あらすじ

信じていいのかな、ニセモノだけじゃなかったって―― 仲良し4人組の一人を仲間はずれにすることに抵抗した里菜(りな)。翌日から、なんと里菜へのいじめが始まって…。友だちだと信頼していた相手にいじめられる日々。この日々に終わりはあるの? 私はどうしたいのだろう…。表題作「涙の選択」を含む4作品収録! 第62回小学館漫画賞・児童向け部門受賞記念、五十嵐かおる先生スペシャルインタビューも収録。
いじめ ―ひとりぼっちの戦い―

あなたはいじめにあっていませんか?いじめをしていませんか?見て見ぬふりをしていませんか?自分には関係ないと思っていませんか?これはあなたの学校でも起こりうるストーリーです。読むと心が痛くなる――大問題に正面から取り組んだ、衝撃の話題作!!収録作品:はじまりの予感/明日に吹く風/きみに届く声/いけにえの教室/明日にかける橋

いじめ ―生き地獄からの脱出―

いじめは楽しいですか?いじめはつらいですか?あなたのまわりにいじめはありませんか?これはあなたにも訪れるかもしれないストーリーです。心が壊れる音がする―――。いじめという社会問題を考える話題のコミックス第2弾!

いじめ ―見えない悪意―

いじめにあっている人を助けられますか?いじめにあったとき助けを求められますか?なにげないひとことがいじめを生んでしまうことを知っていますか?これはもう人ごとではない、そんなストーリーです。もっと心が強くなりたい――!!社会問題と向き合った話題のシリーズ。収録作品:見えない悪意/消えない影/最後の涙/悲しみの刻印/最後の願い

いじめ ―勇気をください―

累計95万部突破の衝撃シリーズ最新作!!小中学生が直面する「いじめ」問題に真正面から取り組んだ衝撃シリーズです。いじめに悩む子、いじめられている子を救えずに苦しむ子……。様々な立場の「いじめ」問題を描いています。いつ、どこで当事者になってしまうかわからない「いじめ」を真剣に考える人気シリーズの最新作です。

いじめ ―静かな監獄―

累計100万部突破の衝撃シリーズ最新作!小中学生が直面する「いじめ」問題に真正面から取り組んだ衝撃シリーズが、ついに100万部を突破しました。今回は、無視、勝ち組の論理、携帯電話、虐待…様々なテーマが盛り込まれています。いつ、どこで当事者になってしまうかわからない「いじめ」を真剣に考える人気シリーズの最新作です。

いじめ ―叶わない望み―

あなたの周りにいじめられている人はいませんか?SOSのサインを見逃してはいませんか?いじめを無くすためにできることはありませんか?「助けて!!」心の叫びにどうか耳を傾けてください。あなたのまわりでもう二度といじめが起こらないように…。

いじめ ―凍りついた教室―

まどかのクラスではみんなが父親と2人暮らしの瞳を何かと助けている。1人1人が瞳を思いやり、瞳を中心にクラスが1つになっているはずだったのに…!?読者の反響をよんだ「凍りついた教室」のほか、「友情の証」「絶望の彼方」「閉ざされた未来」、そして渾身の描き下ろしストーリーを収録。あなたのいる教室にいじめはありませんか?誰かがいじめで悩んでいませんか?もしあなたの身近なところでいじめが起きたら、あなたはどうしますか?

いじめ ―光と影―

地味で目立たない志穂は中学2年生。自分と同じようなタイプのクラスメイト・和奏と仲良くしている。和奏と一緒に過ごす時間は嫌では無いし、特にこれといった不満もないけれど、実はひそかに仁科さんのことが気になっている。なぜなら仁科さんは、キレイで頭もよくて、いつもクラスの注目の的だから。そう、志穂は仁科さんに憧れているのだ。そんななか、志穂は仁科さんと近づくチャンスを手にし、放課後一緒に遊びに行こうと誘われる。本当は和奏と約束をしていたけれど、それを断って仁科さんたちのグループと遊びに行く。そして、少しずつ仁科さんたちのグループに受け入れられる志穂。しかし、仁科さんのグループが、和奏をいじめるようになり……!?

いじめ ―タカラサガシ―

志乃と花乃は、双子の姉妹。でも、志乃は地味な真面目な女の子、花乃は派手な強気の女の子と、正反対の2人。そんな中、ある時、花乃は志乃がいじめにあっていると気づいてしまう。「お父さん、お母さんに相談しなよ!」と花乃は言うが、志乃は逃げ出してしまい…。ほか、56ページの長編読みきりも掲載!記事、描きおろしまんがも載った読み応えたっぷりの1冊です。

いじめ ―いびつな心―

このクラスには「いじめごっこ」という遊びがある。1週間ごとにターゲットを変えて、いじめをするゲーム。これは遊び―…。そう自分に言い聞かせてきたけれど…。「もっと早く気づけばよかった」表題作ほか、部活やケータイをテーマにした作品など、全4本収録。読み応えたっぷりの記事も掲載。話題のシリーズ作第10弾!

いじめ ―かりそめの教室―

友だちだと思っていた。遊びなんだと思っていた…。これはいじめじゃない。でも…、どうしてだろう、最近学校に行くのが辛い。そんな時に行われた「いじめに関するアンケート」。でもこれがきっかけとなり、今までの「遊び」が「いじめ」にいよいよ変わっていった。スクールカウンセラー問題、いじめっ子から親友を守るうちに変わって行く自分の立場…など、最近の学校問題に焦点をあてた話題作を4本収録。「自分も立ち上がろうと思った」など反響の声が届いた、衝撃の問題提起作品、最新11巻。

いじめ ―心の傷跡―

これって遊び? それともいじめ…? 友だちからだから、頼まれたら嫌と言えない……。だけどどうしてだろう。この頃、学校に行くのがつらいんだ―。累計230万部を越えるロングセラー少女漫画。身近にひそむ「いじめ」。この本は、いじめに立ち向かった4人の女の子の物語。あなたは1人じゃない。いじめに負けない思いを届けます。

いじめ ―願い叶う日まで―

―このまま行けば、後1週間で私は死ぬ 同じクラスのつむぎが自殺した。家が隣で同級生。それだけで人は私たちを幼なじみと呼ぶ。でも、実際はちっとも仲良くなんてなかった。仕方なくお葬式に向かう途中、家の階段から転落してしまう亜紀(あき)。目覚めるとなぜか学校にいて…!? 死ぬ前のつむぎと、体が入れ替わってしまった! このまま私も自殺するしかないの!? 生き延びようとあがく亜紀が、いじめられる立場になって初めて気づいたこととは…? 表題作『願い叶うまで』を含む4作品を収録! ■収録作品 『願い叶うまで』 『心の十字架』 『つながる絆』『光の中へ』

いじめ ―涙の選択―

信じていいのかな、ニセモノだけじゃなかったって―― 仲良し4人組の一人を仲間はずれにすることに抵抗した里菜(りな)。翌日から、なんと里菜へのいじめが始まって…。友だちだと信頼していた相手にいじめられる日々。この日々に終わりはあるの? 私はどうしたいのだろう…。表題作「涙の選択」を含む4作品収録! 第62回小学館漫画賞・児童向け部門受賞記念、五十嵐かおる先生スペシャルインタビューも収録。

いじめ ―終わらないゲーム―

正義の敵は“もうひとつの正義”!? いじめる側も、いじめられる側も、それぞれの“正義”を持って生きている。でも本当に正しいのは? 正しいと思っているのは自分だけかも? 表題作はじめ、発表時に話題になった他3編を収録したシリーズ第15弾!

いじめ ―冷たい手のひら―

話題となった「リスタート」収録! どこにでもある、誰にでも関係ある… “いじめ”。今巻も、いじめに直面する女の子が自分の居場所を見つけるまでの戦いを描いた物語4編を収録。中でも特に、掲載当時に各界で話題となった「いじめ-リスタート-」を収録。苦しさから“逃げる”ことも、ひとつの“勇気”だということを教えてくれる珠玉の回! 今いじめに直面している人にも、いじめじゃなくても様々な苦しさと戦っている人にも、すべての“明日を明るくしたい”人たちに贈るシリーズ第16弾!

いじめ ―願いのかけら―

いじめを真っ正面から訴えるシリーズ17弾 「本当はこんなことしちゃいけないってわかってる…」 ゲーム感覚で繰り広げられるいじめ。今までは見てみないふりをしていたけど、ある日「その時」が訪れた…。「いじめに加わらないと、自分がいじめられる――!」 今、私はどうすべきなの…? こうして私はいじめに加わるようになったけど、でも、もう本当はこんなことしたくない。もう嫌なんだ――。葛藤にもがく主人公は? シリーズ累計260万部突破の、問題提起シリーズの金字塔、17弾!

いじめ ―旅立ちの朝―

友だちだと思っていたのは私だけ…? お父さんの仕事の都合で転校続きだった双葉。ある日、小学生のときに過ごしていた街に戻ることに。転校先の中学校で、仲のよかった友人・千景に再会するが、「モブのことなんていちいち覚えていないんだよね」と突き放されてしまう。いじめを真っ正面から訴えるシリーズ第18弾。

いじめ ―心の交換―

ちゃおデラックスで話題の問題提起シリーズ最新巻。万と有沙は幼なじみ。子供の頃からずっと2人は一緒だった。だけど、最近万結は有沙のことがうっとうしくなってきて…? 友だちだと思っていても、気持ちはいつか変化するもの。自分の気持ちをとらえきれない時に、あなただったらどうしますか?

いじめ

なぜ「いじめ」はこんなに長く続いているのか?

いじめ 五十嵐かおる
まるまる
まるまる

五十嵐かおる先生の言わずとしれた代表作「いじめ」シリーズ。1話完結のオムニバスです。2021年2月現在、17巻も出てるうえに、いまだに連載が続いていることに驚愕。今更ながら読んでみたいと思いつつ、17冊買うのはなかなか勇気がいる。そこで、1巻と最新17巻のみ、とりあえず読んでみることにしました。 ストーリーの基本的な構成としては ・女子生徒から女子生徒へのいじめ ・視点はいじめ側、いじめられ側、いじめリーダー格に逆らえない立場側など様々 ・最終的には同級生や近い年齢の女生徒が味方についていじめから抜け出す という感じ。 共通しているメッセージとしては「ひとりじゃない。きっと誰かが味方になってくれるから諦めないで」というものだと思います(多分)。 1巻と17巻を読んで比べた結果、ほとんど内容は同じであることがわかりました。16年続いてても変わらないって色んな意味ですごい。 私はちゃお読者ではないし、対象年齢からははるかにかけ離れているのでなんとも言えませんが、この漫画が16年も同じような内容で続いていて、そしてきっとこれからも続いていく。その意味ってなんなんでしょうか。 確実なことは、対象者は女子小学生なのでその子達が「読みたくない」ものではいけない。したがって、悪は粛正され、正義は勝たなくてはいけない。だとすると、中にはこの漫画を完全フィクションの勧善懲悪エンタメとして楽しんでいる人もたくさんいるのでは。しかし現実はそう簡単ではなく、いじめ問題の根は深く複雑で、むしろいじめる側にこそケアが必要な場合もあるけれど…。 他の巻も読めば、男子が主人公だったり、親や教師がもっと介入してきたり、いじめる側の心の病に焦点を当てるエピソードもあるんだろうか?いや、無さそう。 ちょっと調べてみたところ、結構教材として使われていることがあるみたいです。なるほど。そう考えると、余計にもっとバリエーションを増やしたほうがいいんじゃないかと思ってしまうな。うーん。 漫画にいじめをなくす力はなくても、いじめられている子の心を少しでも救うことはできる。それを続けることにはとても大きな意味があるということですかね。 (あえてここでは続く理由は「売れるから」とは言わないでおきますよ。)