あらすじ戦争前の不安な時代に生きる人々の姿や思いを描く大人気シリーズ!! その肖像画は生者を描けば魂を奪い、死者を描けばよみがえらせると噂される菅沼英二郎は「 (ぬえ)の絵師」と呼ばれていた。英二郎は、陸軍を志願するも事故死した男の本心を描き出す。
文字数も多かったので読むのに時間かかりましたが、8巻まで読む価値有りの物語。(まだ完結してません) まずは英二郎がかっこいい。色気もある。 吸い込まれていくような綺麗な描写に思わず息を飲む場面もありました。 亡くなった人を書いてくれ。の依頼に真摯に向き合う姿と、依頼人達の心が英二郎が描く絵に、心癒されていく。 依頼人各々の思いに、亡き人の生きている姿を描くことで、依頼人達が今までの思いに区切りを打って前に進んでいく様に心打たれました。 そして昔ながらの風景画に懐かしい気持ちにもさせてくれました。