あらすじ胸を打つ感動のヒューマンドラマ最新巻。余命わずかな母が気にかける男性。それは父ではなく、母が嫁ぐ際一緒に連れて来た使用人だった。複雑な思いを抱えながら母のため男性の肖像画を依頼する娘は……。長編3部作「月を追う人」も収録。
文字数も多かったので読むのに時間かかりましたが、8巻まで読む価値有りの物語。(まだ完結してません) まずは英二郎がかっこいい。色気もある。 吸い込まれていくような綺麗な描写に思わず息を飲む場面もありました。 亡くなった人を書いてくれ。の依頼に真摯に向き合う姿と、依頼人達の心が英二郎が描く絵に、心癒されていく。 依頼人各々の思いに、亡き人の生きている姿を描くことで、依頼人達が今までの思いに区切りを打って前に進んでいく様に心打たれました。 そして昔ながらの風景画に懐かしい気持ちにもさせてくれました。