あらすじ死者の魂を、その肖像画で蘇らせ、生物の魂を奪うと噂される「ぬえの絵師」菅沼英二郎と依頼者の感動物語。夫の死により家を出ることになった妻が、いまだ家を彷徨う夫の魂を絵にとどめてほしいという依頼など、4編と、シリーズ初の番外編「田 写真館」を収録。
文字数も多かったので読むのに時間かかりましたが、8巻まで読む価値有りの物語。(まだ完結してません) まずは英二郎がかっこいい。色気もある。 吸い込まれていくような綺麗な描写に思わず息を飲む場面もありました。 亡くなった人を書いてくれ。の依頼に真摯に向き合う姿と、依頼人達の心が英二郎が描く絵に、心癒されていく。 依頼人各々の思いに、亡き人の生きている姿を描くことで、依頼人達が今までの思いに区切りを打って前に進んでいく様に心打たれました。 そして昔ながらの風景画に懐かしい気持ちにもさせてくれました。