あらすじ旅の月が去り、平穏が戻ったコーセルテル。だがある日、ナータは夢の中でアータに話しかける眠る月と遭遇する。眠る月は、「コーセルテルに住まう者は、いつでも語りあって、笑いあってくれるはずだ」と旅の月に言われたので、ナータに話しかけているのだと語った。マシェルの眠りを妨げないためにも、ナータは眠る月の話し相手になると決めて――?