あらすじ時代は令和に変わり、内田春菊還暦突入!! 仕事量はますます増えつつも、恩師秋山道男の死に悲嘆に暮れ、デジタル機器も壊れ、娘1は就活の雰囲気はなく…。それでも、愛猫トンに癒やされ、エスプレッソマシンにハマりながら、大腸がん&人工肛門になったことを忘れるほどの猛進っぷりでお届けする、著者のライフワークエッセイ第19弾!
人間横丁の内田紅多ちゃんが内田春菊さんの娘さんと知り、どういう家庭で育ったのか気になりすぎて読み始めました。 2人の芸風結びつかなすぎでしょ…と思っていましたが、ワタハン読んだら納得しました。 内田春菊さんの子育て、かっこいいなあ。 こうなってほしいああなってほしいを押しつけず、1人の人間として対等に接しているところが好きです。 愛もお金も自分の名前も惜しまずに使って、でも支配はせずやりたいようにやらせる姿勢が素晴らしい。 賛否両論あるんだろうけど、若い頃にワタハン読んでたら子ども産みたくなったかもしれないなあ。 数巻前まで好き好き言ってた元旦那たちをディスりまくるのはちょっと引いたけど、変わりゆく生の感情をそのまま描き連ねていけるのは強さだなと思います。 めちゃくちゃなところも含めてかっこいいし面白い! 紅多ちゃんのこともさらに好きになりました。