あらすじ大腸がん&人工肛門の日々を描いた「がんまんが」「すとまんが」が続々重版出来、大きな反響を集めた内田春菊。術後は穏やかな日常……が訪れるはずもなく、左胸に腫瘍が見つかったり、ボローニャへ行ったり、娘2が高校卒業&大暴れしたり、手術痕から出血したり、新しい家族が増えたり…!? 著者のライフワークエッセイ第18弾!
人間横丁の内田紅多ちゃんが内田春菊さんの娘さんと知り、どういう家庭で育ったのか気になりすぎて読み始めました。 2人の芸風結びつかなすぎでしょ…と思っていましたが、ワタハン読んだら納得しました。 内田春菊さんの子育て、かっこいいなあ。 こうなってほしいああなってほしいを押しつけず、1人の人間として対等に接しているところが好きです。 愛もお金も自分の名前も惜しまずに使って、でも支配はせずやりたいようにやらせる姿勢が素晴らしい。 賛否両論あるんだろうけど、若い頃にワタハン読んでたら子ども産みたくなったかもしれないなあ。 数巻前まで好き好き言ってた元旦那たちをディスりまくるのはちょっと引いたけど、変わりゆく生の感情をそのまま描き連ねていけるのは強さだなと思います。 めちゃくちゃなところも含めてかっこいいし面白い! 紅多ちゃんのこともさらに好きになりました。