常識にとらわれない価値観で多くの女性に勇気を与えた、Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞の革新的育児マンガ『私たちは繁殖している』。4人の子育て、結婚と離婚、がん闘病、3匹の猫たち、たくさんの人との出会いと別れ…。過酷な家庭環境を脱し、自ら人生を切り開いてきた筆者の30年に渡るライフワークエッセイが、24巻でついに大団円を迎えます。昨年ドラマ化された「南くんが恋人!?」撮影見学や娘2との金沢観光、がん闘病ぶりの胃カメラ、年金受給の手続きで思い出す過去のこと、人間関係の学び、楽しすぎる音楽活動、画業・文筆業・女優業から落語まで!より一層パワフルに活躍する春菊さんとご家族の近況を最後までお楽しみください。
人間横丁の内田紅多ちゃんが内田春菊さんの娘さんと知り、どういう家庭で育ったのか気になりすぎて読み始めました。 2人の芸風結びつかなすぎでしょ…と思っていましたが、ワタハン読んだら納得しました。 内田春菊さんの子育て、かっこいいなあ。 こうなってほしいああなってほしいを押しつけず、1人の人間として対等に接しているところが好きです。 愛もお金も自分の名前も惜しまずに使って、でも支配はせずやりたいようにやらせる姿勢が素晴らしい。 賛否両論あるんだろうけど、若い頃にワタハン読んでたら子ども産みたくなったかもしれないなあ。 数巻前まで好き好き言ってた元旦那たちをディスりまくるのはちょっと引いたけど、変わりゆく生の感情をそのまま描き連ねていけるのは強さだなと思います。 めちゃくちゃなところも含めてかっこいいし面白い! 紅多ちゃんのこともさらに好きになりました。