あらすじ少女・鈴(すず)と青年・津軽(つがる)、二人の運命が大きく動き出す。遊郭から津軽に身請けされた鈴は、幼いながらも津軽に恋をする。やさしい時間の中でつのっていく想い。だが、そこに鈴の過去を知る男が現れて……!?物語はゆるやかに緋色に染まっていく――。
主人公・鈴が売られそうになっていたところを、助けてくれた津軽。 津軽の優しさで当然の如く好きなり、序盤は鈴の片思いが続きます。 関係性や環境の変化、時代ものを楽しめる作品。 流れはゆっくりで丁寧です。 鈴の強気な姿勢が可愛らしい。