子を産めば、仙果は死ぬ・・・!実沙緒はどうなる!?そして匡はどうする!?幼い頃から、妖が見える実沙緒。そんな彼女をいつも守ってくれた初恋の人・匡。「いつかきっと迎えに行くから」・・・子どもの時に交わした約束通り、16歳の誕生日の前日に実沙緒は匡と再会する。けれどそこで告げられたのは、「16歳を境に、仙果である実沙緒の血肉が妖に不老不死を与え、花嫁に迎えればその一族に繁栄をもたらす」というものだった。そして匡もまた、実沙緒を狙う妖、「天狗」の当主だったのだ。人間の実沙緒が妖の匡と結ばれた後、どうなるかわからないという状況のなか、匡が瀕死の状態になり、ついに2人は結ばれる。絶大な力を得た匡だったが、そこに消息不明だった兄・祥が現れ謀反を企てる。壮絶な戦いの中、祥は「匡はいずれ実沙緒を殺すことになる」という、不吉な予言を遺し絶命する。そんな折、実沙緒の妊娠が判明。仙果の運命を記した書物・仙果録は行方不明のままだったが、反目していた妖・鵺(ぬえ)の残党から「子を産むと同時に仙果は死ぬ」という、恐るべき仙果録の結末を知らされて・・・!?
300万部突破の大ヒット作!!ついに最終刊目前、17巻発売!!公式ファンブックも同時発売!ファン必読の最新刊です!!落ちてゆく・・・・せいいっぱい生きた真っ赤な葉が・・・・!!妖、天狗の長として愛する実沙緒を手に入れた匡。けれどそれは同時に、妖の繁栄の贄(にえ)・仙果である実沙緒の命を脅かすことでもあった。実沙緒の中で育ってゆく新しい命・・・!その子を産めば自分の命が失われると知りながら、子を産もうとする実沙緒を守るため、匡はその術を必死に探し続けていた。そんな時、匡の父・楊(よう)が現れ、実沙緒を生かす方法があることを匡に伝えて・・・・・・!?共に生きたい、と願う実沙緒と匡に待ち受ける、過酷な運命とは・・・・・!?絶対絶命の17巻!!
当時えろくて話題になったのを覚えています。 妖(あやかし)が視える体質のみさおと、天狗の匡。幼い頃の記憶にいた彼が突然現れて… 16歳を期に、みさおの身体は最高の餌になるということで、隙あらばあやかし達に襲われ、食われそうになりますいろんな意味で。 ただのぬるい恋愛じゃないストーリーが面白いし、何よりちょいちょい出てくる強めのあやかしがかっこいいので良いです。