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AMONデビルマン黙示録(1)
永井豪の描いた日本マンガ史上に燦然と輝く傑作『デビルマン』。本作は、その世界観をモチーフに、自身も『デビルマン』のファンであることを公言してはばからない漫画家・衣谷遊が、イマジネーションと、独特の感性で描き出したもう一つの黙示録。最愛の女性・美樹の死をきっかけに、不動明は、その肉体はおろか精神までをも、デーモンの勇者・アモンに支配されてしまった。明のなかに覚醒したアモンは、圧倒的な力であらゆるものを溶かし、融合させていく。アモンのなかに、不動明が生きていることを信じるドス六(ロク)は、デビルマン軍団最強の3人である勇気の獅子、雄々しき鷲、力の雄牛と合体し、アモンに立ち向かうが……。
AMONデビルマン黙示録(2)
デーモン屈指の戦士の一族・シレーヌ族は、日々巨大な肉食獣との戦いに明け暮れていた。ある日、そんな一族のもとに翼を持たない真っ白な子どもが生まれる。いつの頃からか頭の中に響く声に従って生きてきた少年は、やがてシレーヌ族の戦闘隊長・シーナが認めるほどの一流の戦士として育つ。シーナは、少年の内に宿る力におそろしい力が生まれつつあることを確信し、それを不吉なものと危惧するが、シレーヌ族の女王(マザー)は、「運命(さだめ)を運命として素直に受け入れる」ように告げる。はたしてシレーヌ族を待ち受ける運命とは?
AMONデビルマン黙示録(3)
シレーヌ族の再興を賭し、サタンを守るため、単身“神の地”に乗り込んだ白い翼のシレーヌ。“神の地”では“浄化”の言葉の元、神に反逆するデーモンの血を絶とうとしていた。牢に監禁されていたシレーヌは、機を見て飛び出し、“神”に反旗を翻す。しかし、“神の地”では、十分な力を発揮することができず、やがて窮地に陥る。シレーヌのもとに、勇者アモンの名を受け継いだ少年が近づいてきていた。
AMONデビルマン黙示録(4)
自らをデーモン族に福音を与えるものだと名乗るアスラは、生き残ったデーモンたちを融合させ、アモンの力を手に入れようとしていた。サタンを探し、彷徨(さまよ)うシレーヌにアスラは接近し、共にデーモンの新たな指導者になろうと誘う。しかし、その申し出をきっぱりと断るシレーヌ。やがて、アスラとシレーヌは対立していくこととなる。その頃、アモンはサタンとの決着をつけるため、サタンの元を訪れていた。
AMONデビルマン黙示録(5)
デーモンの勇者・アモンとの融合に成功した不動明は、最愛の女性・牧村美樹を守りながら、日々デーモン(悪魔)と闘っていた。しかし、ある日を境に、かつて人間を殺し、喰らった記憶があることを知る。「真っ黒な“闇”がいつも俺を見つめている」――――。アモンの体を乗っ取ったつもりでいるが、実はそうではないのかもしれない、そんな疑念が、明を苛(さいな)ましていた。自らの意志で戦っているのか、それとも明に潜むアモンがそうさせているのか?デーモンとの戦闘を通じ、己に迷う明の前に、国防省悪魔問題研究所所長・雷沼耕造の秘書を務めるカドネが現れた。
AMONデビルマン黙示録(6)
「いやな話をしなければなりません。悪魔に取り憑かれ、人間でなくなる友人達の姿を!!」――飛鳥了の言葉とともに全世界に向け放送された、不動明が悪魔に取り憑かれる瞬間の映像は、最愛の女性・美樹を含む牧村家の人々を人類の敵と認知させるに十分なものだった。悪魔特別捜索隊が牧村家を取り囲むなか、明は飛鳥了の元を訪ねる。了の真意を問う明に、「よかった……もう大丈夫だね、明……」と答える了。はたして、この言葉の意味するところとは……。悪魔族の勇者・アモンの視点から再構築した『デビルマン』伝説、堂々の完結。