エリシオンにおける星矢と冥王ハーデスの激闘より遡ること二百四十数年前……。熱き友情で結ばれた二人の少年の絆を引き裂き、もう一つの聖戦が始まろうとしていた!!過去と現在が交錯する新たなる銀河神話、「聖闘士星矢」の正統なる続編が始動!!
冥王ハーデスとの激闘に傷つき目を覚まさぬ星矢を救うため、沙織と瞬はアルテミスの住む神々の地上での居住地・オリンポスへと向かった!そしてついに……、過去と現在が愛の力で交錯する!!
死に瀕した星矢を救いたい!必死の想いが奇跡を起こし、アテナ沙織とアンドロメダ瞬は時空を超えた!しかしそこに、かつてない危機が迫る!!
ハーデスの呪いにより正気を失った星矢。その命を奪わんと天界より刺客が放たれた!天闘士・斗馬の凶拳が星矢を討たんとした時、氷原の貴公子・キグナス氷河が救援に現れた!!
天馬と瞬の前に再び現れた水鏡が双子座の黄金聖闘士と激突。謎に包まれた双子座に圧倒される水鏡は…!?そして天馬たちの前に蟹座の黄金聖闘士が立ちふさがる!!オールカラーで贈る新世紀銀河神話!
240年以上遡る時代においてもなお、正と邪の狭間に揺れる双子座のカインとアベル。暗雲立ちこめる双児宮に到着した一輝の運命は!?
大切な仲間を救うため、かつての聖戦時代へとその足を踏み入れたドラゴン紫龍。その前に立ちはだかる男は、かつての自分に聖闘士としての全てを教えてくれた童虎。240年という時を遡り、師と弟子が邂逅する!!
聖戦の混乱のなか、伝えられた十三番目の黄金聖闘士復活の報。聖域を包む怪しい空気が聖闘士たちをさらなる混迷へと包み込んでゆく!!一方、処女宮で絶体絶命の危機に陥った瞬と天馬を救いに現れたのはあの…!?
天秤宮に散ったガルーダの水鏡の後を受け、グリフォンのフェルメール隊が聖域へ進軍を開始。一方、仲間を追う一輝は黄金聖闘士随一の曲者、蟹座のデストールの守る巨蟹宮へ到着し…!?
氷河の師・カミュへと続く、水瓶座の系譜。水瓶座の黄金聖闘士、ミストリアが登場!! 禁忌の黄金、蛇遣座の復活が迫るなか、聖闘士たちの闘いは加速してゆく。一方、アテナ沙織にも最大の窮地が…!!
天変地異に包まれた聖域のなか、沙織との合流を目指す青銅聖闘士たちとそれぞれの宮の守護につく黄金聖闘士たち。譲れぬ使命に熱き闘いの火花が散る! 龍星座・紫龍VS蠍座のエカルラート、白鳥星座・氷河VS射手座のゲシュタルト収録!!
神話の時代、神により封印された伝説の黄金・蛇遣座がついに復活! しかし、その復活と同時に聖域の聖闘士たちは次々に昏睡し…!? 聖域最大の禁忌・13番目の黄金。果たしてそれは敵か味方か…!?
アテナの命を狙い聖域を進む蛇遣座の黄金聖闘士オデッセウス。癒しの小宇宙により深い眠りに陥った黄金聖闘士たちにアテナを守る術はあるのか? 全宇宙崩壊のカウントダウンの中、運命の扉が開かれる!!
タルタロスの獄に彷徨ったオデッセウス…。そこで徐々に明らかになっていくオデッセウスの過去。そして遂に天馬と蛇遣座の黄金聖闘士・オデッセウスが対峙!!
サーシャがこの時代のアテナであることを感づいたパンドラはサーシャ殺しをハーデス軍に命令。同時期、オデッセウスもサーシャがアテナであることに気づき、サーシャを守るように天馬に指示をし…!? 冥王神話も最終シリーズに突入!!!
蛇夫宮のオデッセウスの肉体を完全に憑依させたアスクレピオスの前で全く歯が立たない紫龍たち。神殺しの剣でアテナ沙織の命を奪おうとしたその瞬間、突如、蛇夫宮に黄金聖衣が集結した。一方、この時代のアテナであるサーシャを守る天馬の前に現れた天猛星ワイバーンのシャガール。天馬を一蹴し、サーシャをハーデス城に連れて行こうとし…!? それぞれの思惑が交錯する激動の最終巻!!!
やっぱり、オールドファンとしては同じようなタイトルが並んでいたら、こっちを取ってしまいますね。あの『聖闘士星矢』の正当なる続編の登場。そう、まさしく続きの作品。『リングにかけろ』が〝2〟として復活しましたが、こちらは世代変わりしていて、徐々に先代の偉大が重荷になり、オリジナルとは違うカタルシスのないラストになってしまいました。でも、こっちは続きなんですから世界観もそのまま、主人公は変わりましたが瞬も一輝もあの時のまま登場。変な気負いも感じることなく、安心して読めます。また、ストーリーの引っ張り方もあの時のままで「次、こうなるだろうな」わかっていても先が気になって読み続けてしまう。昨今、緻密ですばらしくきれいな作画をされる漫画家は多いですが、この読ませてしまう圧倒的な漫画力は漫画黄金期のトップを張っていた漫画家じゃないと出せないものだとつくづく思います。新しい要素としてはこの作品は全編カラーに。できればCGじゃなく、〝ブーメラン・テリオス〟ばりの色塗りを見たいですが、それはぜいたくかな。
やっぱり、オールドファンとしては同じようなタイトルが並んでいたら、こっちを取ってしまいますね。あの『聖闘士星矢』の正当なる続編の登場。そう、まさしく続きの作品。『リングにかけろ』が〝2〟として復活しましたが、こちらは世代変わりしていて、徐々に先代の偉大が重荷になり、オリジナルとは違うカタルシスのないラストになってしまいました。でも、こっちは続きなんですから世界観もそのまま、主人公は変わりましたが瞬も一輝もあの時のまま登場。変な気負いも感じることなく、安心して読めます。また、ストーリーの引っ張り方もあの時のままで「次、こうなるだろうな」わかっていても先が気になって読み続けてしまう。昨今、緻密ですばらしくきれいな作画をされる漫画家は多いですが、この読ませてしまう圧倒的な漫画力は漫画黄金期のトップを張っていた漫画家じゃないと出せないものだとつくづく思います。新しい要素としてはこの作品は全編カラーに。できればCGじゃなく、〝ブーメラン・テリオス〟ばりの色塗りを見たいですが、それはぜいたくかな。