【第10回ヤングスペリオール新人賞審査員賞受賞作】(ビッグコミックスペリオール2024年6号)
小学生の佐藤はある日、棒人間になる病気にかかってしまう。病気を治す方法は、脳に刺激を与えること。思春期の刺激といえば、“恋”――!?ジャンプ期待の新鋭が送る青春ドラマラブコメディ!
腕利きの殺し屋・加茂祐介。彼は今人生最大の危機に瀕している。それは標的が凶悪なマフィアだからでも、任務が危険だからでもない。大好きな彼女との約束が迫っているからである!! 殺し屋としての任務か、それとも最愛の彼女か。究極の二択に迫られる加茂はこの窮地を乗り越えられるのか!?
こんなことを言ったら主人公にぶん殴られそうだけど、非常に女の子だなあと思いました。 女の子であることを面倒くさく思ったり諦めたりうざったく思いながらも、自分の中にそういう部分があると気づいている感じ。自分の中にあるものも外にあるものもうざくて邪魔くさくて全部刺しちゃう感じ。自意識。 かわいらしくもあり恥ずかしくもあり痛々しくもあり、身に覚えがあるようなないような気持ちになります。 通り過ぎてしまった人もしくは理解できない人じゃないと、この作品をサラッと読み流すことはできないかもしれません。 通り過ぎてしまったつもりだけど、まだちょっとウワーってなる感じがあります。自意識。