てつわんざびえる
鉄腕ザビエル 1巻
鉄腕ザビエル 2巻
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
※本棚・フォローなどの各アクションメニューはこちらへ移動しました(またはフローティングメニューをご利用ください)

ザビエルvs島津貴久の空中戦闘は見ものです #1巻応援

フランシスコ・ザビエルといえば、その強烈なヴィジュアルで歴史の勉強をサボっている生徒の間ですら認知度が非常に高い歴史上の人物。 本作は「もしもザビエルが超常的な身体能力を持っていたら?」 というifが加わった歴史ファンタジーです。いわば、『パワー・アントワネット』のようなタイプの作品ですね。 日本でも僧兵という存在があったように宗教に関わるものは物理的な強さが求められることもあり、『信長の野望』シリーズなどでも僧兵はかなり強力であることも多いです。強固な信仰・信念、その下で鍛錬された肉体。宣教師や僧侶は布教のため当時は多くの人が持たなかった読み書きの能力も備わっており、知力も高い。個の能力としては強くなるのも必然的です。故に、荒唐無稽な設定でありながらも僅かながら納得感はあります。 とはいえ、第1話でこそ地面を拳で割る程度でしたが(それでも十分すごいのですが)、回を増すごとにザビエルの卓越したフィジカルが発揮されていきます。『刃牙』の登場人物がやるようなことを次々とやっていったかと思えば、やがて『ドラゴンボール』のごとき超人的なバトルが繰り広げられていくようになるに至っては、吹っ切れた完全なファンタジーとして楽しめます。 そんな具合でありながらも、時折聖書の引用がされるとテンションとのギャップに思わず笑ってしまいます。歴史考証についても、食事であったり昔の一般名詞であったり、意外としっかりしているのがまた良いです。 宣教はパワー。 ユダは裏切っても、筋肉は裏切らない。 新しいザビエル像を味わってみてはいかがでしょうか。 余談ですが、幼い頃の貴久が某少年探偵団の一員に見えてしまい笑いました。

兎来栄寿
兎来栄寿
『鉄腕ザビエル』のクチコミ投稿
クチコミで好きなマンガを広めよう!
話題の種類
「マンガのクチコミってどうやって書けばいいの?」という方へ!選んだ話題に応じた書き方のヒントや例文を表示します。初めての方は、練習用ページで気軽に投稿の練習をしてみてください。
タイトル
本文
鉄腕ザビエル
鉄腕ザビエル
美谷尤
美谷尤
あらすじ
『聖☆おにいさん』中村光氏も激賞!! 「こんなに頼もしいザビエル君がいるなんて…! ちなみに彼は本当に人間なの?」 宣教師ザビエルは群雄割拠の日本へと降り立つ。待ち受けるは数多の戦乱、迫害…暴力に次ぐ暴力。種々の文化摩擦を一身に引き受ける 急先鋒たる彼の拠りどころはただ一つ、磨き上げた己が肉体。通訳者アンジロウを伴った2年余の旅路を記す 戦国異譚、堂々開幕。

Web掲載情報

鉄腕ザビエル
鉄腕ザビエルの情報の提供お待ちしてます!
掲載している内容の誤りや、この作品に関するおすすめの記事、公式情報のリンクなどはこちらからお送りください。みなさまのご協力をお願い申し上げます。
アンジロウにきんに君だと思われてるザビエル様草
イエズス会の本部。少年漫画の猛者が集まる立地で草