短いけどインパクトのある1話だった。ザビエルさん強い。
いやきっとフィクション…ほんとにフィクション?
ザビエルがめちゃくちゃ強いなんて、そんなバカなと思ったんですが、未開の地へ向かう宣教師が弱いわけなかろうという説明やら、信仰の力の説明やらを読んでいたら、「ほんとうに強かったのかもしれない、実際はここまでじゃなくても」と思い始め、さらに読んでいたら「ザビエルが強くてなにがおかしいんだ!」という気持ちへ変わり。 もっと読んだら、「多少誇張はあっても、ザビエルさんならやってくれていたはず!」という、よくわからないことに陥りかけました。 とにかく、おもしろいんです。 存在がボケ役のザビエルさんも、気づいてしまったが故に苦労してしまうツッコミ役のアンジロウも。 出鼻に織田信長が出てきて、「またノッブ!!」と思ったんですが、杞憂でした。ザビエルさんの存在感は織田信長では衰えません。 さすが、信仰の力! 作者さんの別の読み切りも読んでみたら、やはりどこか吹っ切れていて、おもしろかったです。