『夢なし先生の進路指導』何かを諦めるのも悪くない――“「夢」の現実”の先を見るために
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『夢なし先生の進路指導』(笠原真樹/小学館) 「夢は無慈悲で残酷です」進路指導の“夢なし先生”こそ残酷、なのか? 夢にはくれぐれも気を付けてください――。栄森高等学校で3学期を迎えた2年生の三田梢はある日の放課後、担任の数学教師である高梨律
夢のどん底から生徒を救う革新の教師物語! 元キャリアコンサルタントの高校教師・高梨(たかなし)は、生徒から「夢なし先生」と呼ばれている。彼は進路指導時、生徒の「夢」に対し現実的なデータや世の中の実情を突きつけ、否定し、覚悟を問う。それでも夢を追い、のちに夢破れ、どん底の中でも諦めきれない生徒がいれば、卒業後でも手を差し伸べ、「諦めるための授業」を行うのだった。『群青戦記』『リビドーズ』の作者が放つ、新時代の教師物語!