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伯母のタタと姪っ子のココ。2人が織りなすハートフルストーリー♥(ココハナ2022年11月号)
【アフタヌーン四季賞2024冬 四季賞】いじめられっ子の中学生・さやかは、「ずっと友だち」だと誓い合った幼馴染のあゆちゃんに避けられている。寂しい日々を過ごしていたある日。「殺した相手が幽霊となって後ろについてくる」という噂を耳にした…。少女の危うくて鮮烈な衝動に満ちた、渾身の一作。
ココハナ10周年記念の読切なので「10年」というキーワードがたくさん出てくるお茶目な演出が素敵だなと思いました。 姪っ子のココが作文に「10年後は、地球がめつぼうしているから、わたしは、ない。」と書いているのを発見して叔母のタタはショックを受けます。親でもない自分がこんなに心配してもしょうがないんだけど…と言いながらモンモンと考え込んでしまいますが、そんなタタをお出かけに誘ってココは元気づけようとします。2人のお互いに対する優しさにほっこりするお話です。 行きつけの喫茶店のおばさんに「あたしなんか60で結婚したのよ〜人生何があるかわからないよ〜」と言われて、タタが心の中で「何かあった人はムジャキにそういう」と返していたのにはハッとしました。でも無邪気さとか無責任さも時には必要ですよね。