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全12巻の大河ドラマの第1巻。地震と凶悪なウイルスによって荒廃した世界を描いた作品。神奈川県厚木市にある理化学研究センター、そこは日本でも数少ないP4実験室を完備し、エボラ出血熱等危険度最高レベルのウイルスを扱える施設。ここから最終ウイルス兵器“Z”が研究の第一人者であった矢口博士によって持ち出される。そのタイミングで関東大震災よりも規模の大きい関東大地震が発生し、最終ウイルス兵器“Z”が拡散し、さらには東海地震も発生し、日本政府は南関東を囲むかたちで自衛隊を配備、関東隔離政策を実施することになる。そのような背景のなか、テツをグループリーダーとする子供たちの共同生活が営まれていた。ある大人グループと対立し、囚われていた怜子がグループに合流する。テツたちは「帝王」の支配下に置かれた町から物資を盗もうとして、大人たちの罠にはまるのだが…