講談社の新人賞「第37回MANGA OPEN」で東村アキコ賞と編集部賞のダブル受賞を果たした『僕の変な彼女』や、青春の呪縛と、その中での友情を描き、Twitterを中心に話題となった『セーラー服の記憶』など、その作品が多方面で高く評価される漫画家・三浦よし木。AMeeTでは三浦による全56ページの描き下ろし漫画を掲載する。小学生の頃、お調子者でクラスの中心的存在だったあきは、引っ込み思案で内気なのり子をいじめていた。しかし、とある出来事から罪悪感を抱くようになり、いじめに加担するのをやめる。時が流れても自責の念は消えず、あきは出会った人を庇い、親切にするようになるが…。
滑舌が悪いことがコンプレックスで、人前で話すのが苦手な高校生・桜井りこ。ある日、ラジオ好きの阿出川に放送部に入らないかと誘われる。阿出川と放送部で活動するうちに、りこも放送で喋ってみないかと誘われるが…。
拐かされた王女と指のない世話役の男、ふたりの声なき囚われの時間。平凡な女性とストーカーで変質者の男の10分間。末期癌と宣告された最愛の妻との半年間。公開即100万PVを記録した『大好きな妻だった』を含む計7篇の作品を収録し224ページの大ボリュームで、待望の書籍化。■収録作品『その時がきたら』『10分後に警察は来た』『初夜はつつがなく』『よかったね』『楽園』『悪くはねえけど』『大好きな妻だった』