漫画家 三浦よし木 インタビュー 前半 意思を持った布団と、股間のおばけ|Feature|AMeeT
AMeeT ―Art Meets Technology―
東村アキコ氏に絶賛され、講談社の新人賞「第37回MANGA OPEN」で東村アキコ賞と編集部賞のダブル受賞を果たした『僕の変な彼女』や、文字の上で24時間生活をしたドキュメンタリー漫画『も』など、斜め上を行く発想と卓越した構成力で読者を驚かせ続ける漫画家・三浦よし木。2021年2月にはオンライン・アートプロジェクト「AICHI⇆ONLINE」にて、読みきり漫画『花をうめる(原作:新美南吉)』が公開されるなど、その創作活動に注目が集まるなか、AMeeTでは、10,000字超えのロング・インタビューを前後半に分けて掲載する。前編では、漫画家としてのキャリアや、創造のプロセスにおける苦悩と葛藤、ファンタジーから実体験漫画に挑戦した経緯など、さまざまなエピソードを伺った。
少なくとも自分は、このような経緯で描かれた漫画は読んだことがなかった。 最初は完全なフィクションとして読んでいたけれど、まさか実践していてしかも映像を作品として残しているとは。 「も」の上での生活が快適なはずがないのはやらなくても分かるけど、やったからわかること、見えるものはたくさんある。だからモノづくりはやめられない。トイレのくだりはゾッとしたが。笑 最期、めちゃくちゃ優しい先生の恩を仇で返したオチがよかった。今後も唯一無二のマンガを描き続けて欲しい。