あらすじ『生産魔術』のせいで、辺境の村へ追放されたヴァンは、そこで気楽に楽しく暮らすという野望を胸に出発するも到着する否や、盗賊に襲われている所に遭遇してしまう。仲間と共に村を救出することに成功するが、苦難続きで絶望の淵にいる村人を目の当たりにし―― 「生産系魔術でこの村を守ってみせる」 決意を新たに、貧弱な門を強固な城壁に作り変えたり、木を素材にしたブロックで大量の武器や家屋を作ったり、役立たずと評された魔術で数々の奇跡を起こていく! 追放された元神童のお気楽領地運営ファンタジー第2幕!
異世界転生モノなのに、特有のチートじゃないのがいいですね。ほんわかしていて、周りの人達もほっとけないんだろうな~。主人公の人柄に惹かれて従者が集まるのはワクワクします。不遇に足踏みしない逞しさが良いのと、主人公の人望の厚さに期待出来ると思うのでこの先がとても楽しみです。絵はもちろんですが、構成もまたお上手です。絶望感あふれるシーンもストレスなく、ここからどう転換していくのかを楽しみに読めました。