あらすじ辺境の村に追いやられ領主となった少年貴族ヴァンは、村に襲い来る甲殻亜龍の大群に対し『生産魔術』で作り出した巨大な弩砲バリスタを用い、村民ともに見事撃退する。甲殻亜龍の価値の高い部位を商人に売り資金を得る一方、残った肉で活躍した村民たちを労う大謝肉祭まで開催! さらに懸案だった水問題も、川から支流を引き込み解決!! 「目標に向かってみんなで進むのは楽しいな」 新たな生活に希望が見えてきた矢先、半人半魚の群れや敵対する伯爵家からの使者到来など、波乱の予感は続き―― 生産魔術で発展させる元神童の領地運営ファンタジー、第3幕!
異世界転生モノなのに、特有のチートじゃないのがいいですね。ほんわかしていて、周りの人達もほっとけないんだろうな~。主人公の人柄に惹かれて従者が集まるのはワクワクします。不遇に足踏みしない逞しさが良いのと、主人公の人望の厚さに期待出来ると思うのでこの先がとても楽しみです。絵はもちろんですが、構成もまたお上手です。絶望感あふれるシーンもストレスなく、ここからどう転換していくのかを楽しみに読めました。