あらすじ

勉強に興味がない小5の娘が気がかりなお母さん、英語の勉強が捗らない社会人、娘の動画での勉強法に口を出したいお父さんなどなど…「お客様ご相談係」として、参考書オタク・福山と共に着々とお悩み事を解決していくうるし。そんな中、編集者になりたい気持ちはどんどん膨らんでいって…‥?
ガクサン 1巻

参考書出版社に中途入社した茅野うるし。そこで出会ったのはクセが強すぎる参考書オタク・福山だった。立ち読みしてばかりだったり、お客さんの中学生を泣かせたり…社会人としてはヤバすぎる福山だったが、参考書の詳しさは尋常じゃないようで…? 参考書オタク男×サブカルミーハー女 凸凹(でこ ぼこ)お仕事コメディ!

ガクサン 2巻

偏屈参考書オタク・福山と二人きりの部署「お客様ご相談係」に配属された茅野うるし。ご相談係のSNSを始めたところ、ついついやりがちな参考書の積読や、高3での“理転”などなど…勉強に関する相談が舞い込んでくるように。そんな時、社内の怪しげな“勉強会”に誘われて……?

ガクサン 3巻

勉強に興味がない小5の娘が気がかりなお母さん、英語の勉強が捗らない社会人、娘の動画での勉強法に口を出したいお父さんなどなど…「お客様ご相談係」として、参考書オタク・福山と共に着々とお悩み事を解決していくうるし。そんな中、編集者になりたい気持ちはどんどん膨らんでいって…‥?

ガクサン 4巻

自分が本当に好きなのは「何かに夢中になっている人」だということに気づき、編集者の夢を胸にしまったうるしは、気持ちを新たにご相談係をリスタート! 学生の誰もが一度は悩む「ノートのとり方問題」や、効果的な予習復習のやり方、歴史を好きになる方法などなど...お悩み事を解決していく。一方で、福山の同期・山崎から休日にデートに誘われて...!?

ガクサン 5巻

うるしの作戦で半ば強引に福山が社内横断勉強会「しをり会」に初参加!メンバーとの距離も縮まって、福山が再び編集に携わるための第一歩を踏み出す。SNSでプチ炎上したり、新入社員の七海とうるしが接客対決(!?)をしたりと、相変わらずドタバタ&ご相談解決の日々。そんななか、社内である動きが…?

ガクサン 6巻

SNSで元同級生と自分を比べてしまう社会人受験生や、経験値の低さから作文に自信が持てない高校生などなど……相談者のお悩みに、福山とうるしは相変わらず奮闘中。さらに社内横断勉強会「しをり会」に福山が本格的に加入!ますます勢いを得た「しをり会」は「社内横断企画室」の発足を計画するが、企画決定権を握る編集局長の柊はかなりのクセモノで…!?

ガクサン 7巻

参考書出版社「いぶき社」では、うるしや福山も参加する勉強会「しをり会」が「社内横断企画室」を発足させ、新しいロングセラーを作ろうと計画。しかし、その決定権を握る編集局長の柊に、課題を突きつけられる。こういう時だからこそ「夢を抱く人たち」が必要とする参考書を作らなければと、初心に立ち返るうるしたち。この7巻では、「学習漫画の是非」「学校では教えてくれない非認知能力」「参考書の改訂」「英語のリスニング上達法」「教科書はイヤなもの?」などのテーマに向き合い、イマドキの参考書を紹介しながら、理想のロングセラーに一歩ずつ近づくうるしたちの奮闘を描きます!

ガクサン 8巻

参考書出版社「いぶき社」では、うるしや福山も参加する勉強会「しをり会」が「社内横断企画室」を発足させ、新しいロングセラーを作ろうと計画。しかし、その決定権を握る編集局長の柊に、せっかくの企画をボツにされてしまう。出直しを図る「しをり会」の面々。まずは参考書に関わる人の考えをもっと聞いて、本当に必要とされている参考書が何なのかを探ろうと、うるしたちは参考書著者へ会いに行く。そこで知ったのは著者の思いの丈だった…。この8巻では、「就活に効く参考書」「タイパのいい参考書」「漢文マスター術」など即効性のあるエピソードが満載。参考書を書く人、作る人、読む人。あらゆる側面から参考書の魅力を描く、お役立ちお仕事漫画の決定版!

ガクサン

ターゲットは誰なのか?学習参考書マンガ

ガクサン 佐原実波
六文銭
六文銭

学習参考書の出版社に中途入社した主人公うるし。 そこで出会った参考書オタクの福山と、書店営業したりなんやりして、参考書を通した学ぶことの意義、ひいては人生観が垣間見えるのが魅力的。 ・・・なんですけど、掲載詩が青年誌のモーニングなのに、中高生の参考書マンガとは、そもそも読者ターゲットは誰なんだろう?とか考えてしまいました。 受験を懐かしいと思う層なのか? 中高年でも学びなおしたい人なのか? 受験する子持ち向けなのかな? ストレートに中高生? などなど変な勘ぐりをしてしまいました。 自分自身は福山と同じように、受験に無駄に苦労したマンで、参考書には大変お世話になったマンだから、この手の話は懐かしさとともに共感できました。 こういった参考書のおかげで、高い水準の学校にいかなくても、有名講師の知識やテクニック学ぶことができるのは感謝しかないのです。 あとは参考書を通した勉強の仕方とか、社会人になった今でもふつーにタメになります。 添付画像にあります、福山の学生にむけた言葉、名言だと思います。 「なぜ勉強しなきゃいけないのか?」 と聞かれたら、このまま答えようと思いました。 なんにせよ教養マンガとしても面白く、受験を経験した人なら共感でき、またふつふつと勉強してみたくなる感じがグッドです。