あらすじ夜伽の機会は誰の手に。一枚の簡が導く、后妃の運命――。 西域遠征より帰京した皇帝をもてなす慰労会、その夜の伽は初物の后妃の中から選ばれることになり、夜伽候補として、武照にも簡が配られる。鄭賢妃から教えを受けて、夜伽への苦手意識を克服した武照は慰労会で、皇帝・李世民と初めて対面するが…!?
(1巻読んだ感想) 後宮のことをよく知らなくったってここは大人しくしとくでしょっていう場面で正義感を貫いた武昭がどういう過程で悪女になっていくのか想像つかない。 古代中国の描かれ方がこれまで浅学ながら持っていたイメージと異なり面白い。 権力争いはいつの世にもあるのでしょう。