ひみつのメイドさん[2]
ひみつのメイドさん[3]
「あなたを見ていると、私の中にあるスイッチがカチッて入るの」それほど恋をしているんだ――たったひとりの存在に。“答え”を出すのを恐れる麻里子を一途に待つ菅沼。プロポーズの返答をドレスの完成後と設定したことで、ドレスを作りながら菅沼への気持ちをいっそう強く自覚していくことになる麻里子。早くドレスを完成させたい気持ちと完成させたくない気持ちに揺れながら「お針子に王子さまは似合わない」と自嘲し、過去の恋愛の経験から自分自身を信じることができない。だが、友人の高岡に自身の短慮と欠点を指摘され、あらゆる手段でストレートに菅沼へのアタックをする木下のストレートな感情に触れていくうちに、麻里子のなかで変化が生まれ……。「さぁ、ドレスを着て……私のお姫さま」麻里子の差し出す手に、菅沼の手が重なり、ふたりの関係はあるカタチを作り出す。クール系人生無頓着OL × シャープなイケメン上司の、男女逆転ラブエロマンス。ふたりだけしか知らない――お針子と姫(王子)さまが結ばれるお伽話。「小説家になろう」の女性向けサイト「ムーンライトノベルズ」で実施した第2回次世代“官能”小説大賞女性部門、《銀賞》受賞作!※「ムーンライトノベルズ」は株式会社ナイトランタンの登録商標です。
傾城の姫は生真面目な婚約者に溺れる

傾城の姫は生真面目な婚約者に溺れる

長く海外と断交していた秋津国は軍事同盟のため大国アルビオン国の王族ジェレミーと秋津太守の娘・雪代の婚姻を決めた。艶やかな雪代にひと目で惹かれるジェレミーだが、これは両国の関係を深めるための政略結婚で、スパイの疑いもある雪代に素直に接することができない。一方、雪代は男を篭絡し意のままに操るという「傾城」の能力を期待されていたが、落ちこぼれだと自覚していた。健気に尽す雪代に、ジェレミーの態度は頑なで、その役目を果たすことが出来ずに悩んでいた。秋津国から同伴していた特使・鶴木は幼いころから「傾城」雪代の教育係兼監視役で、その厳しいプレッシャーにも追い詰められていく雪代は――。
麗しき腹黒狡猾公爵様は初心な黒薔薇姫に策略をめぐらせる

麗しき腹黒狡猾公爵様は初心な黒薔薇姫に策略をめぐらせる

持ちあがる縁談がことごとくうまくいかず、いつしか魔性の女を意味する「黒薔薇姫」と称されるようになったブリギット。すっかり引き籠もりになったブリギットは、公爵家の嫡男で六歳年下の幼なじみヴィルに女性の接し方を指南することに。ヴィルとは幼い頃「姉と弟」と親しみ合った仲だが、会うのは久しぶり。すっかり成長したヴィル。それなのに中身は幼い頃のまま。相変わらず甘えてきた挙句にお昼寝と称して一緒に寝ると言い出す始末。そして気がついたら着衣が乱れ、柔肌にヴィルの柔らかな唇の感触が。寝ぼけて? そう思って黙認していたら、ヴィルの寝ぼけ行動はエスカレートして……これ以上はダメ! 躰が反応しちゃう!
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